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村議会6月定例会(2)

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青森県田舎館村

《平川 重廣 議員》
○自転車用ヘルメット購入を支援する補助金制度の導入
問:(ア)購入費用の2分の1、上限2,000円とする補助金制度を導入する考えはあるか。
答:(村長)ヘルメットの着用が努力義務となったことを理由として、補助金制度を導入する考えはないが、中学校に自転車で通う生徒に、ヘルメット着用を条件化した場合、検討が必要だと考える。
問:(イ)村内の小学生から高校生以下の子どもたちを対象とする考えはあるか。
答:(村長)子どもたちに対する補助については考えていない。
問:(ウ)村内の65歳以上の高齢者を対象とする考えはあるか。
答:(村長)成人に対する補助については考えていない。

○努力義務に伴う自転車の教育指導
問:(ア)現在、田舎館中学校の自転車通学においてヘルメットが無着用であるが、なぜ無着用なのか。また、安全は保障されているのか。
答:(教育長)ヘルメットの着用についてはいつから無着用なのか、なぜ無着用なのか理由もわからない状況である。自転車通学の安全対応については、毎朝、学校で通学時の見守り活動の実施や、学級活動での交通安全指導をしている。
問:(イ)各地区における通学路の安全確保、点検はどのように行われているか。
答:(教育長)年度当初に通学路の確認をし、特に注意が必要と判断される計8か所では見守り活動や安全指導を実施している。また、保護者や生徒と情報共有を行い、注意喚起をしている。
問:(ウ)注意が必要な8か所とは具体的にどこか。
答:(教育課長)中学校の校門前、学校給食センターから中学校自転車置場へ入る道路付近、田光橋から中学校へ曲がる交差点、土矢倉地区の信号がある交差点、旧田舎館小学校付近、ローソン前田屋敷店前の交差点、八反田集会所前の交差点、大根子地区の葛西商店前の計8か所。
問:(エ)小中学校の安全教育はどのように実施しているか。
答:(教育長)学校安全計画を策定し、年間を通して交通安全教室や、登下校時の交通安全を図るための学級活動を実施している。
問:(オ)安全教育の頻度や内容は。
答:(教育課長)交通安全教育は、学校行事や学級活動などで、黒石警察署や交通安全協会の方を講師に招き、その都度実施している。
問:(カ)近年、通学による事故の発生はあるか。
答:(教育長)過去5年間で、田舎館駐在所の交差点付近において、自動車と衝突した事故と、豊蒔地区の県道で、道路反射鏡ポールに衝突した事故の2件発生している。

○成人及び高齢者のヘルメットの着用と交通安全指導を行う義務
問:(ア)村内の成人や高齢者のほとんどに自転車用ヘルメットの無着用が見受けられる。村の交通安全指導についての考えや指導方法について問う。
答:(村長)関係機関と協力しながら指導体制を形成し、ヘルメット着用の指導や啓蒙活動を進めていきたい。
問:(イ)行政が村内各地区に出向き、成人に対し交通安全指導などを行うことを考えているか。
答:(総務課長)全地区に出向くとなると日数がかかってしまうなど考慮すべき点はあるが、交通安全指導などについて、できることを今後検討していきたい。

《鈴木 孝一 議員》
○少子化対策
問:国は、小中学校給食費の無償化の検討について明記する方針を固め、各市町村も無償化の方向になりつつある。任期中に小中学校の給食費を無償化することについての考えはあるか。
答:(村長)5期目の公約どおり、学校給食費を半額とする体制にできたが、国や県で無償化の検討が進むのであれば、村も同様に検討していく。

○大型区画整備事業
問:大型区画整備事業を要望している地区があれば、速やかに実施できるよう県と村が連携し、推進していく必要があるのではないか。
答:(村長)これまでと同様に県と連携を図りながら早期の事業化に努めていくが、該当地域の合意形成がしっかりと図られていることが第1の条件だと考えている。

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