■健脚吉田松陰
吉田松陰が生涯で歩いた距離は1万3千キロにもおよぶそうです。
学者としてのイメージが強い松陰ですが、21歳の頃から下田で黒船に乗り込もうとした25歳までのたった5年間で、青森から九州まで様々な地域を訪れています。
■下田までの道のり
外国へ渡ろうとした松陰は、どのような道のりと時間をかけて、江戸から下田までたどりつき、どのくらい下田に滞在したのでしょうか。
左表のとおり、下田で過ごしたのはおよそ半月ほどです。横浜で黒船乗船に失敗していること、当時の道で江戸から下田まで5日間あれば徒歩で往来できたこと、ペリーの了仙寺訪問を見ていたことも分かります。
表を眺め、生身の人間、吉田松陰に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
~1854年 下田踏海 吉田松陰のうごき~
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