監物(けんもつ)拓歩(たくむ)さん
清水エスパルス DF
■サッカーで夢を与えたい
Jリーグのプロサッカークラブ『清水エスパルス』に入団した伊豆の国市長岡出身の監物拓歩選手。3歳の時にテレビでサッカーの試合を見て「かっこいい」と感じ、プレイヤーの道を歩み始めました。市内の長岡SSSでサッカーを学び、清水エスパルスジュニアユースに所属したのちにユースに昇格。早稲田大学への進学を経て、今年2月、ついに子どもの頃からの憧れであった清水エスパルスに入団しました。
「サッカーができる喜びを毎日感じながらプレーしています」と話す監物選手。その気持ちに気付いたきっかけは、これまでのサッカー人生最大の壁ともいえる、大学時代のけがでした。サッカーができない苦しさから監物選手を救ったのは、故郷で家族と過ごした時間。「帰っておいで」の一言に動かされ、家族の優しさと伊豆の自然の中に身を置いたことで、リフレッシュすることができました。
多くの人たちの応援を胸に、監物選手が目指すのは清水エスパルスを背負う選手。そして、日本を背負う選手。さらには、世界で戦える選手。「自分の頑張りがサッカーをする子どもたちに夢や目標を与えられればうれしいです。かつて自分が感じていたのと同じように。」
監物選手にとって伊豆の国市は、はじまりの場所。「僕が生まれ、サッカーに出会った場所。楽しい思い出は全部そこにありました」と、溢れる思いを語りました。
伊豆の国市を清水エスパルスのオレンジ色に染めたいと意気込む監物選手。皆さんも、監物選手の熱いプレーを応援しに、スタジアムへ足を運びましょう。
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