森林整備について

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市では、森林環境譲与税を活用し、戸沢地区の手入れが行き届いていない森林でモデル的に間伐を実施しました。

■間伐とは?
森林の成長に応じて樹木の一部を伐採し、日光が当たるよう密度を調整する作業です。光が地表に届くことで草木の成長が促され、水源涵養や土砂災害防止などの森林の持つ多面的機能が発揮されます。

■戸沢地区の森林整備
今回の森林整備では、針葉樹と広葉樹が入り混じる「針広混交林」を目指しました。日が当たらず下草が育たない針葉樹の林内に光が当たると、下草や広葉樹が発生します。自然の力で多様な樹木が育ち、さまざまな根系が広がることで、土壌や風当たりなどの要素が分散した災害に強い森林となります。

■間伐材の活用
森林整備で発生した間伐材は、板材に加工し、大工を養成・訓練する伊豆高等職業訓練校に寄贈しました。授業はもちろん、訓練校が主催する木工教室などで活用します。

■森林などの立木を伐採する場合は届け出をしましょう
所有している森林などの立木を伐採する場合は、事前に「伐採及び伐採後の造林の届出」が必要です。これは、無秩序な伐採により森林の大切な機能が失われないようにするためです。伐採予定箇所が届出の対象地か不明の場合は、農林課に問い合わせください。
●いつ提出するのか
伐採をする90日から30日前までです。
●誰が提出するのか
森林所有者や立木を買い受けた人などです。
●枝払いにも必要?
枝払いや枯れ木の処理には不要です。
●太陽光などの開発をしたい場合は?
土地の形質変更を行う場合も届出が必要です。内容や規模によって申請方法が異なりますので事前にご相談ください。

問合せ：農林課
【電話】055-948-1460