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いきいきライフ

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静岡県富士宮市

このコーナーでは…「シニア・健康・医療・介護・障がい」に関する情報をお知らせします

■あなたは大丈夫?正しく知ろう
ー身近な薬ー
体調が悪いときや、体に痛みがあるときは、薬局などで気軽に市販薬を購入することができます。
薬に配合されている成分はさまざまで、症状によって使い方や用量が決められています。決められた使い方を守らないと、症状を悪化させたり、他の症状を引き起こすことがあります。
薬を購入したら、必ず説明書を読み、事前に使用方法を確認する習慣を身に付けることが大切です。

《解熱鎮痛薬》
熱を下げたいときや、痛みを抑えたいときに使用します。痛みを取り除く作用のほかに、炎症を抑える「消炎作用」もあります。
市販薬には、体から熱を逃がすアセトアミノフェンや、熱や痛みを一時的に和らげるイブプロフェンが含まれています。
体の状態や年齢によって、胃や腎臓に負担がかかりすぎるものや、ぜん息の発作を引き起こすものがあるため、注意が必要です。

◇子どもに使用するときは
薬を使用して急に熱を下げると、低体温症やショックを招くことがあります。子どもに使用できない成分を含むものもあります。使用するときは、医師や薬剤師に相談しましょう。

《胃薬》
胃の痛みや胸やけ、消化不良などを改善したいときに使用します。主に2種類あり、効果を十分に発揮させるために、症状に合わせて使い分けます。

◇胃の粘膜に作用する薬
「胃の表面を覆い粘膜を守るもの」や、「胃酸を中和し粘膜が荒れるのを防ぐもの」、「傷ついた粘膜の修復を助けるもの」などがあります。

◇胃酸を抑える薬
胃酸が必要以上に分泌されるのを抑え、粘膜が傷つくのを防ぎます。

《湿布薬》
皮膚や筋肉などの痛み、炎症を抑えたいときに使用します。患部に貼ったり、塗ることで、薬の成分が皮膚の表面から吸収され、痛みや炎症が和らぎます。飲み薬に比べて副作用が少なく、効果はゆっくり現れます。子どもや妊娠中の人に、使用できないものもあります。患部を温めるものと冷やすものがあり、症状に合わせて使い分けます。

◇テープ型
薄く伸縮性があるため、関節などよく動く場所に使用します。

◇クリーム型
皮膚に症状が現れたときに使用します。伸びが良く皮膚への浸透がよいため、患部をマッサージしながら薬を塗り込みます。

◇スプレー型
スポーツをしているときなど、素早く広い範囲の痛みや炎症を和らげたいときに使用します。

問合せ:市立病院 薬剤部
【電話】27-3151

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