■キッズゲルニカ富士宮プロジェクト
キッズゲルニカは、ドイツ空軍による無差別爆撃を受けたスペインの街ゲルニカの悲惨な状況を描いたパブロ・ピカソの絵画「ゲルニカ」と同じ縦3.5メートル、横7.8メートルのキャンバスに、こどもたちが平和への願いを込めて描く国際的なアートプロジェクトです。
市内のこどもたちが富士山麓から世界平和を祈り、キッズゲルニカを制作しました。
◇市役所1階市民ホール 作品展示
■県立富士宮西高等学校
大きなキャンバスとテーマを前に、最初は戸惑いましたが、全員から挙がった多様なイメージを集約・配置し、スクールカラー「紫色」の色調でまとめました。
完成していく作品を見ていると、全員が静かな感動に包まれました。その時、わたしたちは、異国の戦場にいる人たちに、少しでも寄りそうことができたのかもしれません。
■富士特別支援学校富士宮分校
修学旅行の「平和について」の学習で、世界では戦争や紛争、犯罪などが今も行われていることを知りました。
戦争が早く終息すること、戦地にいる人や戦争を経験した人たちが穏やかな日々を過ごせることを祈っています。明るい世の中になるよう、明るく元気な笑顔の花を皆さんに届けたいです。
■富士宮高校会議所and atelier QUOKKA
富士宮高校会議所も、世界に向けて平和への願いを発信できないかと考え、富士特別支援学校卒業生のアートクラブatelier QUOKKAとコラボし、メンバーの長南結衣(ちょうなんゆい)さんの原画をもとに制作しました。
雄大でおおらかな富士山が、癒しや穏やかさを伝えることで、世界中が平和な気持ちになれるようにと願いを込めました。
■内房小学校
6年生を中心とした全校児童が、「ふるさと内房の自然を世界に広めたい」「内房から平和を届けたい」「ロシアとウクライナの戦争が終わってほしい」という思いを込めて描きました。
内房小のキャラクター「たけピカくん」や稲瀬川沿いの桜並木のほか、12人の6年生の思いを乗せた流れ星で夜空を彩りました。
※作品等詳細は本紙またはPDF版4~5ページを参照してください。
問合せ:市民交流課
【電話】22-1165【FAX】22-1284
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