私たちの暮らしの身近には、まちをよりよくするために、あらゆる分野で市民活動に携わっている人がいます。このコーナーでは、まちのために活躍している皆さんを紹介します。今回紹介するのは、住民ボランティアが日常生活の支援や居場所を提供する「富士見台くらし支えあいセンター」代表の牧野哲さんです。
■さらに住みよい富士見台地区になるように
富士見台くらし支えあいセンターは、住民ボランティアだけで、富士見台地区に住む高齢者の生活支援を行っています。ごみ出し、草取り、清掃、買物代行、電球交換、話し相手などのお手伝いと、地区の誰もが気軽に立ち寄れるような居場所を提供しています。
富士見台地区は、かつて新興団地としてできた地区で、働き盛りの人たちが、この地に多く住居を構えました。そのため、昼間は働きに出ていて、住民同士のつながりが、やや希薄でした。そして現在、その人たちが高齢になり、お年寄りや独り暮らしの世帯が増え、高齢化問題が深刻になっています。「そんな人たちを一人ぼっちにしない」、「地域でお互いに助け合う組織が必要だ」という同じ思いを持った有志が集まり、令和3年にセンターを開設し、現在38人のサポーターで運営しています。
市内のいくつかの地区から同じ活動をやりたいという声も上がっているので、市全域にこの活動が広まってくれればいいなと思っています。
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富士市民活動センター コミュ二ティf
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問合せ:市民活躍・男女共同参画課
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