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健康情報コーナー 笑顔で健康ライフ 乳がんについて知ろう

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静岡県小山町

乳がんは、乳腺にできる悪性のがんです。
患者は年々増加し、日本人女性の約9人に1人がなるといわれています。
患者は、30代から増加し、40代後半から50代前半にピークを迎えます。
乳がん増加の原因としては、食生活の欧米化や女性のライフスタイルの変化などが指摘されています。
しかし、早期発見・早期治療により、90%以上の人が治ると言われていますので、若い時から乳がん検診を定期的に受診するなど、自分の身体に関心を持つことが大切です。

◆どんな人が乳がんになりやすいの?
・初潮年齢が早い、閉経年齢が遅い
・初産年齢が高い、出産歴がない、授乳歴がない
・閉経後の肥満
・血縁者(特に母・姉妹・娘)に乳がんになった人がいる
・喫煙、アルコール摂取
※当てはまる人が必ずなるわけではなく、当てはまらない人でも乳がんになる可能性はあります

◆どんな症状があるの?
1つでも次の症状に気付いた場合は、専門医のいる乳腺外来を受診しましょう。
・しこり
・乳房の痛み
・乳頭からの分泌物(茶褐色)
・乳頭や乳輪部のただれ
・乳房の皮膚の変化(例:えくぼのようにくぼむ)
・乳頭の陥没・脇の下の腫れやしこり
※乳房のしこりは、乳腺症、乳腺線維腺腫、乳腺炎などのがん以外の病気もありますので、医療機関を受診し、専門医に相談しましょう

◆乳がん検診を受けましょう
早期の段階では、自覚症状がほとんどないため、マンモグラフィなどの定期的な乳がん検診が大切です。検査では、手では触れないような小さなしこりを発見することができます。
町では、40歳以上で偶数年齢の女性を対象に、2年に1回検診を行っていますので、必ず受診しましょう。
気になる症状がある場合は、検診を待たず乳腺外来がある医療機関を受診しましょう。

◆自己チェックをしてみましょう
・乳房を鏡に映し、両腕を高く上げたり、まっすぐに下ろしたり、腰にあて、乳房の変化をチェックします。その際、左右の乳房の「ひきつれ」「くぼみ」「ただれ」がないか確認してください。
・3・4本の指をそろえて、乳房全体とわきの下を指の腹で10円玉大の「の」の字を書くように動かして、「しこり」がないかゆっくり触ります。特に、乳がんが発生しやすい部位と言われている「乳房の外側上部」に気を付けてください。
・乳首を軽くつまみ、分泌物がないか調べます。
※入浴時など、石鹸を付けた手で触ると滑りが良くなりますので、「しこり」がわかりやすくなります。

問合せ:健康増進課
【電話】76-6668

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