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≪特集≫ もうすぐ夏本番 御前崎の海を安全に楽しもう(1)

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静岡県御前崎市

日差しが強く照りつけ始め、夏が近づいてきたことを実感するようになってきました。海辺では、潮風が爽やかに吹き、夏の到来を告げるとともに、心地良い高揚感を感じさせます。
夏の御前崎といえば、もちろん海。夏の訪れとともに、海水浴や磯遊び、マリンスポーツ、釣りなど海でレジャーを楽しむ機会が増えてきます。
しかし、海には危険がつきもの。不十分な安全対策や気の緩みなどにより、時に悲しい事故が引き起こされます。しっかりと安全対策を講じた上で楽しんでいても、自然の力には抗えず、事故に遭ってしまうこともあります。
悲しい事故を少しでも減らすためにはどんなことに気を付ければよいのでしょうか。家族や友人と過ごす時間が楽しい思い出となるように、海での安全を今一度考え直してみませんか。

◆楽しさだけではなく危険も伴う海
静岡県の海岸は、きれいな海水や砂浜に恵まれ、都心からのアクセスがよいこともあり、夏の来訪者は増加傾向にあります。御前崎市も例外ではなく、令和4年7~8月のマリンパーク御前崎海水浴場来場者数は2万8千人と、市内はもちろん県内外からも観光客が多く訪れ、たくさんの人が家族や友人と夏の思い出作りの場所として、静岡県や御前崎市の海を選んでいます。
その一方、令和4年中における静岡県内の水難事故発生件数は53件で、そのうち海での発生件数は43件と8割を占めています。さらに、令和4年夏期における県内の水難事故発生件数は、東京都と岐阜県の28件、千葉県の27件に次いで、沖縄県と並び25件。県内の水難事故が多いことは、私たちにとって身近な問題です。
海は、私たちに充実した時間や気持ちをもたらしてくれると同時に、命をも脅かす怖い一面も持っているのです。

〈令和4年夏期における都道府県別水難発生状況〉

参考:警察庁生活安全局生活安全企画課「令和4年夏期における水難の概況」

〈令和4年中における静岡県内の水難事故発生状況〉

参考:静岡県警察本部地域部地域課「令和4年中における水難事故の概要」

◆海で遊ぶときのポイント
01.海水浴は遊泳エリアで
ライフセーバーや監視員が監視できるところにいれば、危険に気付いて助けに来てくれます。水上オートバイなどとの接触事故も防げます。

02.子どもから目を離さない
子どもは危険を察知できません。小さな波でも足をすくわれて溺れることがあります。常に子どもから目を離さないようにしましょう。

03.お酒を飲んだら海に入らない
飲酒により、判断力や集中力、運動能力が低下し、溺れやすくなります。

04.ライフジャケットを適切に着用する
ライフジャケットの適切な着用で、生存率を約2倍高めることができます。

05.連絡手段を確保する
防水パックに入れた携帯電話を持ち歩くことで、事故にあっても助けを求めることができます。複数人で行動することも大切です。

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