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≪特集≫ もうすぐ夏本番 御前崎の海を安全に楽しもう(3)

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静岡県御前崎市

◆omaezaki fire department
御前崎市消防本部救助隊
川口 卓也 隊長
市消防本部救助隊34人を指揮。有事の際に住民を守るため、救助隊の知識や技術の向上を図っている。

▽命を守る安全対策
誰もが自由に海で充実した時間を過ごすことができますが、そのためには、自分自身で命を守る安全対策を講じることが必要です。
近年では、水辺での安全対策として、ライフジャケットの着用が重要視されています。もし海上に取り残されてしまっても、浮くことさえできればわれわれが救助します。落ち着いて待っていてください。もし、溺れている人を見つけたらペットボトルやクーラーボックスなど身近にあるものを浮力体として投げ入れるといいでしょう。
消防署は、年間を通じてさまざまな訓練を実施しています。夏のレジャーシーズン前には、潜水士の潜水訓練や水上オートバイを用いた救助訓練などにより、緊急時の対応力を高めています。
これから夏本番。海の危険を理解し、自分でできる安全対策を講じながら、御前崎の夏を満喫してください。

◆omaezaki nagisa no koban
地域おこし協力隊
瀨尾 陸斗 さん
御前崎渚の交番を拠点にマリンスポーツを主とした地域発展に励む。大学時代にはライフセーバーとして活動していた。

▽自分がいる位置を把握
御前崎の海は、サーフィンなどのマリンスポーツにもってこいの環境です。また、海水浴場などの内海は、波も穏やかで比較的安全に遊ぶことができます。しかし、風が強い日などは気づかないうちに沖に流されてしまうことがあるので注意が必要です。陸地に標準物を定め、自分がいる位置を常に把握しましょう。海水浴場で安全に遊ぶためには、ライフセーバーがいる開場時間内に訪れることも重要です。
渚の交番では、皆さんが海で安全に過ごしているか市内全域の海岸をパトロールしています。さらに、水上オートバイによる水辺の安全安心を確保する「シーバード御前崎」や「御前崎渚の交番救難所」として活動するなど、御前崎の海の平和を守っています。
海水浴を楽しんでいると、自覚症状がないまま熱中症になっていることもあります。水分を十分に取って夏のレジャーを楽しみましょう。

○着衣泳を体験
笹田彩七さん(中原区)
服が水で重たくなり、動きにくかったです。溺れたときは慌てずに浮くことが一番大事だと知りました。もし溺れている人を見つけたら、近くにいる大人に助けを求めます。

1、2、3、海上保安庁や市消防署など9団体による官民合同水難救助訓練が6月14日、御前崎漁港で実施された
4、渚の交番と市消防署による着衣泳の授業が7月3日、白羽小学校で実施された
※詳しくは広報紙をご覧ください。

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