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おまえざきのきらり輝く人

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静岡県御前崎市

◆第51回全国消防救助技術大会 ロープ応用登はんの部に出場
市消防本部救助隊
髙井 健伍(たかい けんご)・川合 大介(かわい だいすけ)ペア

▽市の消防救助技術が認められる
6月6日に静岡県消防学校で開催され、県下16消防局・本部が出場した「第51回静岡県消防救助技術大会」のロープ応用登はんの部で、御前崎市消防本部救助隊の髙井健伍消防士長・川合大介消防士長ペアが見事優勝を決めた。これにより同ペアは、8月25日に北海道で開催される「第51回全国消防救助技術大会」への出場権を獲得した。全国大会への出場は19年ぶり。全国の猛者を圧倒するため、引き続き訓練に励む。
「ロープ応用登はん」とは、2人一組で地上15メートルの到達点まで器具を使わずに手とロープのみで登り、その安全確実性と所要時間を競う種目。同ペアのタイムは10秒2で、2位とは1・6秒もの差をつけた。スタートの合図とともに、登はん者が補助者の腰と肩に足を掛けてロープに移り、補助者と息を合わせながらロープを登っていく様子はまさに圧巻。隊員の迅速かつ巧みな動きの連携は、住民の安全を守るための訓練と情熱の結晶だ。

▽御前崎市の名を背負って
24時間体制の消防署は3つの部で編成されており、署員は交代制で勤務している。大会に向けて4月から開始された訓練は、当直以外の日に1日2時間半実施されてきた。隊員たちは、いつ出動があるかわからず緊迫する当直に加えて実施される訓練にも決して疲れは見せない。
市消防本部救助隊を指揮する川口卓也隊長は、「訓練で冷静な判断力や技術を養うことで、現場での迅速な救助活動につながります。訓練でできないことは、現場でもできません。住民の生命と財産を守るため、普段から体力づくりや救助技術の向上などには余念がありません。これからも最善を尽くします」と強い意志を込めて話す。
近年、南海トラフ地震の発生や大雨などによる風水害などが危惧され、まちの防災力に関心が高まっている。隊員たちには、これからも住民の期待に応え、頼もしい存在であってほしい。

▽PROFILE
(左)たかいけんご (右)かわいだいすけ
「大会優勝は救助隊の誰もが目標とすることです。仲間と喜びを分かち合いました」と笑みを浮かべる。

1.息を合わせ県トップのスピードを見せる髙井消防士長と川合消防士長
2.ロープブリッジ渡過の部では濱田大地消防士長が準優勝した
3.出場した全5種目で減点なしの好成績を残した市消防本部救助隊

※詳しくは広報紙をご覧ください。

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