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おまえざきのきらり輝く人

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静岡県御前崎市

◆地域交流の場「むすびの郷」をオープン
~ むすびの会 ~

11月10日、女岩区の空き家を活用して地域交流の場「むすびの郷」がオープンした。駄菓子やお惣菜、スイーツ、ハンドメイド雑貨を販売し、無料のお茶やコーヒー、イートインスペースを提供している。オープンしてわずか2カ月であるが、口コミやSNSなどで広がり、午前は高齢者、午後は小学生で大にぎわい。12時にはおにぎりなどが完売してしまうほどだ。

▽まちのくらしを支えたい
むすびの郷は「むすびの会」がボランティアで運営。約2年前に海を一望できるロケーションに一目惚れし、東京から移住した慶野理恵さん(女岩区)が感じたまちへの危機感がきっかけだった。「茨城から和歌山までの不動産を見て回り、御前崎が一番でした。でも、いざ住み始めるとあまりにも人もお店もなくてびっくり。特に高齢者はどうやって暮らしているのか不思議に思うほどでした」と話す。
理恵さんは現在の住まいを仲介してくれた結美(むすび)不動産株式会社の代表取締役・伊村真美さんに気持ちを吐露。「高齢者の生活支援がしたい、まちを活気づけたい」と心に秘めた思いがあった真美さんは一念発起。社員の清水真愛さん(佐倉二区)と3人で「むすびの会」を令和5年4月に立ち上げた。空き家の活用方法を考えていた持ち主の協力もあり、わずか7カ月でむすびの郷をオープンさせた。

▽むすびの郷から活力を
主に理恵さんがお客さんを出迎えているむすびの郷。真愛さんは「理恵さんはいつも元気でお話がとても上手。理恵さんとお話をするために来られるお客さんもいるんですよ」と笑顔を見せる。
運営には3人のほかに、活動に賛同する地域ボランティアも携わっている。真美さんは「まちが元気にならないと人は集まりません。地域で自給自足し、みんなで助け合えるまちになるとうれしいです」とにっこり。
まさに地域の地域による地域のための居場所、むすびの郷。この活動と笑顔、人の輪がまちに広がることを願う。

▽PROFILE
・慶野 理恵(けいの りえ・女岩区)
・伊村 真美(いむら まみ・大山区)
・清水 真愛(しみず まあい・佐倉二区)

むすびの郷ではハンドメイド品などの棚貸しをしている。
運営ボランティアも募集中。
詳細は二次元コードのInstagramまたは【電話】090-1840-8734まで。
※二次元コードは広報紙をご覧下さい。
※詳しくは広報紙をご覧下さい。

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