■運動中のケガに気をつけましょう
スポーツの秋は運動中のケガも増える季節です。ケガをしたときは慌てず落ち着いて正しい対処を行えるようにしましょう。
応急手当てが終わったら、すぐに病院を受診し、緊急時には直ちに119番通報しましょう。
Q:出血した時の応急手当ては?
A:清潔なハンカチやタオルなどを出血部位に当て、その上から指先や手のひらで強く圧迫する直接圧迫止血法を行ってください。
それでも出血が止まらない場合は直ちに119番通報してください。
Q:骨折した時の応急手当ては?
A:変形していたら無理に元の形に戻してはいけません。重ねた新聞紙や雑誌、ダンボールなどを当てて骨折した部分を固定しましょう。
腕を骨折した際は三角巾などで吊るしましょう。
また、協力できる人がいれば骨折しているところを支えてもらいましょう。
Q:首を痛めているかもしれない時の対処法は?
A:運動中に頭や顔に大きなケガをした場合、首の骨を痛めている可能性があります。
後遺症を残さないために首の安静が必要です。ケガをした人に頭や体を動かさないように伝え、首の痛みや手足のしびれがあるか、手足に力が入らないか尋ねましょう。
どれか1つでも当てはまれば直ちに119番通報してください。
意識がはっきりしていなければ、頭を手でやさしく包み込むように支えて安静にし、動かしたりせずそのままの姿勢で救急車の到着を待ってください。
●市民の皆さんへお願い
消防署では定期的に救命講習を行っています。詳しくは御殿場消防署ホームページ(QRコードは本紙参照)をご確認ください。
問合せ:御殿場消防署
【電話】82-7150
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