御殿場GIGAスクール通信 vol.04

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市内小・中学校に1人1台端末(iPad)を整備し、令和3年度から授業などで本格的な活用がスタートしました。このコーナーでは、ICT教育に興味関心を持って頂くため、GIGAスクール構想の取り組みを紹介します。

■GIGAスクール構想の取り組みを紹介
◇授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」って?
1人1台端末には、様々な教育用アプリが導入されています。その1つが、「ロイロノート・スクール(通称：ロイロ)」という授業支援アプリです。
ロイロでは、タイピングや手書きで文字入力を行う以外にも、録音や撮影が出来ます。同じ課題でも児童・生徒の個性や発想に応じた表現方法を選択できるので、授業中、自信を持って表現する姿もよく見られます。
また、クラス全員の意見や考えが共有できるため、友達の学習成果を参考にすることで、学び合いにも効果を発揮しています。更に、テスト機能やアンケート機能を利用することが出来る他、これまでに使った資料や学習記録が保存され、学習内容の振り返りも容易に出来ます。
これまでの授業では、先生が紙の資料を児童・生徒に配付し、児童・生徒はそれに自分の意見・考えを書いて提出していました。しかし、ロイロが導入されたことで、端末上で、資料の配付→提出→確認・添削→返却を行うことが出来るため、時間短縮や紙の削減につながっています。

■〔Pick up〕大型提示装置で、より分かりやすい授業に
大型提示装置とは、「プロジェクタ、デジタルテレビ、電子黒板」(文部科学省定義)のことを言い、多くの学校で活用されているICT機器の代表格と言えます。市内の小・中学校でも、1教室に1台、大型提示装置が整備されており、授業などで使われています。
使い方は、(1)児童・生徒にデジタル教科書を大きく映し出す、(2)写真・動画の教材を提示・視聴する、(3)理科の授業などで、実験方法を画面に示し分かりやすく説明するなどが挙げられます。
紙の教科書や資料しかないときに比べ、現在では、1人1台端末と大型提示装置を組み合わせて使うことで、映像を駆使した、より分かりやすい授業の展開が可能となっています。

問合せ：教育総務課
【電話】78-6233