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令和8年4月開館予定 図書館が生まれ変わります 〜設計が完成〜

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静岡県御殿場市

「御殿場市立図書館等基本計画」に基づき進めてきた新図書館の設計が完成したので、概要をお知らせします。

■設計コンセプト
御殿場の伝統的な古民家が持つ特徴を取り入れ、訪れる全ての人を優しく包み、知り・学び・つながる場「みくりや・ほんてらす」を基本コンセプトとしています。

■外観デザイン
六角形の箱棟は、市の誕生以前の旧6町村を象徴とし、市の成り立ちを表現しています。また、富士山の稜りょう線せんに馴染む緩やかな屋根フォルムとし、景観との調和に配慮しています。

■外部空間
豊かな自然を感じながら読書が出来るデッキテラスや、散策路、屋外テラスを設け、自然と文化が調和した図書館とします。

■内部空間
自然採光による明るく開放的な大空間の下に、すのこ天井などの御殿場の伝統的な古民家の特徴を取り入れた「コマ」を点在させ、多様な活動の場を設けています。

■郷土資料
子どもから大人まで幅広い年代が楽しめる展示や体験コンテンツによりふるさとへの「気づき」を入り口とした、未来への学びにつながる郷土資料展示を設けます。

■その他
・高耐震性能やバリアフリーへの十分な対応、子育て世代を始めとした多様な利用者への配慮はもちろん、木育に関する環境整備、省エネ・省CO2の取り組みにも力を入れています。
・ICタグの導入や最新のICT技術を活用し、利用者の利便性の向上を図ります。

■今後の予定
令和6年1月から新図書館の本体建設工事に着手する予定です。新図書館のオープンは、令和8年4月を予定しています。

《建物概要》
地上2階 鉄筋コンクリート造、鉄骨造(混構造)
床面積:3,838.24平方メートル(1階3,366.42平方メートル/2階471.82平方メートル)
蔵書収容能力:32.4万冊(開架16.4万冊/閉架16.0万冊)
閲覧席数:400席

◆コマ(図書部門)…様々なテーマを各コマに割り当て配架
(1)郷土のコマ…畳スペースや縁側、土間のある古民家のような空間に郷土資料を配架・展示した図書館と郷土を融合したスペース
(2)おはなしのコマ…読み聞かせ、子ども向け映像放映・デジタル学習コンテンツのコーナー
(3)えほんのコマ…絵本だけではなくネットアスレチックや木製玩具を設置。クッション性のある床材を使用したスペース
(4)キッズテラス…本を持ったままテラスに出ることができ、開放的な屋外空間で音を気にせず親子で過ごせるスペース
(5)ふじみテラス…富士山を正面に臨む軒下テラス。半屋外空間で読書を楽しむことが出来るスペース
(6)ティーンズのコマ…読書やコミュニケーションの場として利用可能な掘りごたつがあるスペース
(7)グループのコマ…グループ学習・作業など多様な活動ニーズに対応可能なスペース
(8)読書のコマ…静かな環境で読書を楽しむことが出来るスペース
(9)まなびのコマ…静かな環境の学習室(30席)。間仕切り付きの個人席とし、学習に集中しやすいスペース
(10)禁帯出資料(禁帯本)コーナー…現図書館で利用率の高い禁帯本コーナー
(11)対面朗読室…活字図書の利用が困難な人に、図書を朗読するための部屋
(12)郷土資料展示室…御殿場の通史、公開収蔵展示、富士山と御殿場、御殿場MAPナビなどのコンテンツで御殿場の自然環境で暮らしてきた先人たちの歴史を知ることが出来る常設展示室
(13)御殿場の泉…「湧き水」をモチーフとしたデジタル体験展示。
御殿場の魅力を富士山、信仰、民俗・芸能、人物、産業、観光など多面的に学べるスペース
(14)交流のコマ…生涯学習や会議、展示会利用など多様な活動を想定した多目的会議室(108席、3室に分割可能)
(15)公開書庫…1階フロアを見渡せる開放的な閲覧席を設置(30席)
※各コーナーの名称や利用方法については新図書館完成時に改めて広報ごてんばなどでお知らせします。

新図書館は郷土資料館を複合化します。
詳しくは、市ホームページをご覧ください。

問合せ:図書館
【電話】82-0391

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