御殿場GIGAスクール通信 vol.08

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市内小・中学校に1人1台端末(iPad)を整備し、令和3年度から授業などで本格的な活用がスタートしました。このコーナーでは、ICT教育に興味・関心を持って頂くため、GIGAスクール構想の取り組みを紹介します。

■GIGAスクール構想の取り組みを紹介
◇タイピング練習ソフトで楽しく上達!
今回は、タイピング学習について紹介します。タイピングとは、「キーボードを使って文字を入力すること」で、端末を活用する上で重要なスキルです。
市では、小学4年生以上に外付けキーボードを配付しています。また、習得度レベルに応じたタイピング練習ソフトを導入しています。ある小学校のクラスでは、担任の先生が初・中級者向けの「プレイグラムタイピング」というソフトを使ってタイピングの指導を行っています。このソフトは、初めてタイピングを行う児童・生徒でも、画面に表示されるお手本を真似しながら練習することで、正しい指使いを身に付けられます。また、学習履歴から苦手な文字を分析でき、効率的に反復練習できます。児童は、「クリアするたびに、レベルが上がって達成感もあるから楽しい!」と言って、楽しみながら取り組んでいます。
タイピング練習ソフトを使うことで、習得度レベルに応じて自主的に学習を進めることが出来ます。また、習得度のデータが記録されることで自分の文字入力スキルが分かり、児童・生徒の学習意欲につながる効果が期待できます。

■〔Pick up〕端末を上手に使おう!　～情報モラル学習サイト～
情報社会の中、児童・生徒にとって端末やインターネットは学習に欠かせないものとなっています。一方で、端末の過度な使用による健康面への影響やインターネットによるトラブルなどへの心配の声も聞かれます。
そこで必要なのが、情報モラルです。情報モラルとは、情報社会の中で上手に生きていくために必要な考え方や態度のことです。文部科学省では、小学1年生から高校3年生までを対象とした「情報モラル学習サイト」を公開しています。サイトは「マナーを守って使う」「健康に気を付けて使う」など大きく8つのテーマで構成され、写真やイラスト、動画を見ながら問題に挑戦し、情報モラルの学習が出来ます。情報モラルについて考える際に、参考にしてみてはいかがでしょうか。

問合せ：教育総務課
【電話】78-6233