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自治体の皆さまへ

~自分らしい生活を続けるために~介護予防・日常生活支援総合事業を知っていますか

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静岡県掛川市

介護が必要とならないようにするためには、早いうちから介護予防に取り組むことが大切です。市が行う介護予防サービス「介護予防・日常生活支援総合事業」では、65歳以上の方が心身の状態などに合わせて「介護予防・生活支援サービス事業」と「一般介護予防事業」が利用できます。
地域で積極的に介護予防に取り組んで、生きがいを持っていきいきと自分らしく充実した日々を送りましょう。

■利用までの流れ

◆介護予防・生活支援サービス事業
対象者:
(1)要支援1・2の方
(2)基本チェックリストにより事業対象者となった方
地域包括支援センターやケアマネジャーに相談し、自立した生活を過ごすためにサービスの種類や回数を決めケアプランを作成してもらいます。

○訪問型サービス(ホームヘルプサービス)
・訪問介護相当サービス
・自立生活支援サービス(基準緩和型)
・短期集中型訪問サービス(下段で紹介)

○通所型サービス(デイサービス)
・通所介護相当サービス
・通所型サービス(基準緩和型)
・短期集中型通所サービス(下段で紹介)

◆一般介護予防事業
対象者:65歳以上の方またはその支援の活動に関わる方
自身で取り組むことや仲間と一緒に楽しみながら「健康づくり」「介護予防」を続けていくことができるよう、各種教室を開催しています。
・がんばれ!筋ちゃん体操
・スマイルステップ
・かけがわ健康カレッジ
・社協筋ちゃん体操
・かけがわ健活プログラム
・介護予防推進員育成講座(詳細は本紙P12)

詳細はホームページをご覧ください

■介護保険サービスはひどく困ってから使うものだと思っていませんか。予防が大切です。
体が少し弱ってきたかな、筋力が落ちてきたかなと感じたら介護予防サービスを利用し、体力の向上を目指すことも大切です。
今回は3か月間、保健・医療の専門職から集中的に生活機能向上のためのトレーニングを受けられる短期集中型サービスをご紹介します。

◆短期集中型『訪問』サービス
週1回保健・医療の専門職が自宅を訪問し、運動指導・日常生活動作訓練などの支援を受けます。

○医療法人社団綾和会 掛川東病院 リハビリテーション部地域支援担当 理学療法士 市川真(いちかわしん)さん
『生涯お達者市民が大勢いるまち掛川』を目指して、けがや病気をする前の予防活動は非常に重要と考えます。訪問サービスでは、ご本人やご自宅の環境に合わせた生活面や運動・栄養・口腔の予防方法について提案しています。限られた期間で終了するサービスのため、セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること)を身に付け、ご自身で予防活動に取り組んでいただくようにアドバイスさせていただきます。
ぜひ多くの方に短期集中型訪問サービスをご利用いただき、掛川市のお達者市民が増えることを願っております。

◆短期集中型『通所』サービス
週1回サービス提供事業所へ通所し、保健・医療の専門職から運動指導・日常生活動作訓練などの支援を受けます。

○社会福祉法人大東福祉会 くにやすデイサービスセンター 作業療法士 加藤走(かとうかける)さん
目標に向けて、ストレッチ、筋力強化、バランス強化訓練など誰でも取り組めるようなリハビリテーションや自主トレーニングプログラムを立案し、限られた期間の中で元々培ってきた生活を再獲得できるように支援しています。
今年度は、姿勢歩行分析AIを活用した支援も取り入れ、利用者のモチベーションアップにもつなげています。
サービス終了時には、いきいきと自立した生活が継続できるよう、「自分で実施する取り組みが一番大事です」ということを伝えています。
地域で元気に過ごせる市民が増えることを願っております。

ご相談はお住まいの地域の地域包括支援センターまたは長寿推進課へ
・中部【電話】21-1338
・西部【電話】23-8669
・東部【電話】61-5050
・大東【電話】72-6640
・大須賀【電話】48-5370

問合せ:長寿推進課
【電話】21-1364

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