■謹んで新春をお祝い申し上げます
新年を迎えるにあたり、地域おこし協力隊着任当時を振り返ることが多くありました。
旧年を振り返り、新たな目標を設定したり、地域おこし協力隊としての任期満了が迫っていたりすることが要因です。
■戸惑いながら駆け抜けた着任当初
着任当時は、新天地である掛川での生活と新しい仕事に戸惑いが多くありました。当初は「地域おこし協力隊」という名前から、地域活性のプロフェッショナルだと勘違いされることが多く、制度の理解を得るため説明の時間を多く設けていました。また、地域の方など関わる人が急増したことや、関わる世代が広がったことにも戸惑っていたように思います。そして、地域活性に取り組むためにはまず掛川について知ることが大切だと考え、歴史や成り立ち、風習、文化など掛川を知ることに注力する日々でした。今思うと多くの方に支えてもらいながら、必死で駆け抜けた着任当時でした。
■期待感が得られるまち掛川
着任してから2年5か月の間、いくつかのイベントを企画・実行しました。企画を相談すると、第一声で「いいね!」と共感してもらうことが多く、「楽しいことになりそう」と、期待をたくさん感じました。
これは、市の規模感や人口規模もちょうどいいこともあると思いますが、風土のほか、市民の前向きな考え方や懐の広さ、おおらかな人柄などによるものではないかと感じています。そして、その期待感を市外の人たちにも伝えたいと感じました。
地域おこし協力隊の任期は今年の7月まで。卒業後も市内に住み続けたいと考えています。地域おこし協力隊として、残りの7か月間をどのように過ごすのか、どのようになるのか楽しみな年初めです。
芳川 翠
問合せ:広報・シティプロモーション課
【電話】21-1209
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