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自治体の皆さまへ

久保田市長の全力投球 第31回

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静岡県掛川市

■能登地震と私たちにできること
1月1日に能登半島地震が発生しました。お亡くなりになられた方々に心より追悼の意を表しますとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。掛川市としては、元日の夜8時頃から緊急消防援助隊として消防隊員7人を人命救助のため派遣しました。この派遣隊は、1月20日現在で第7次隊まで累計41人となっています。加えて、給水車の派遣や中東遠総合医療センターからは、医師と看護師などからなる医療チームDMATを派遣しています。その他、職員の派遣準備や、市営住宅を被災者に提供することも表明しました。

◇東日本大震災では
私自身も、大きな災害に関わったことがあります。今から13年前に発生した東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市に足を踏み入れたときには、瓦礫(がれき)が溢(あふ)れ、避難者が多数生活している避難所のトイレなどの衛生環境は大変な状況でした。今、現地の報道を見ると、似たような状況であることが想像され、心を痛めています。

◇ご家庭の備蓄は大丈夫ですか?
現地では、全国から支援物資が集まっても、道路状況が悪く、支援物資が届きにくいようです。この状況を見ると、日頃からの備蓄の必要性を痛切に感じます。防災備蓄品を最低でも3日間、できれば7日間は備えたいものです。その際には食料や水に加え、簡易トイレの備蓄も強くお勧めします。断水や停電になっても、自宅が無事であれば、便器に専用の袋を取り付けて使用し、可能な限り普段通りの生活を送ることができます。また、非常時にはスマホや携帯電話で情報収集や連絡を取る必要がありますので、停電に備えてモバイルバッテリーも備えましょう。
今後も、被災地が1日でも早く復旧できるよう、できる限りの支援を行っていきますので、ご協力をお願いします。明日は我が身です。防災について考える機会にしていきましょう。

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