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令和6年度 施政方針と主な事業 「次世代につながる持続可能なまち」を目指して(2)

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静岡県掛川市

6 安全・安心・都市基盤分野
防災力の強化では、能登半島地震の災害状況を踏まえた防災体制の総点検などを行います。
災害対策の強化では、掛川潮騒の杜整備を推進するほか、総合治水計画に基づく流域治水対策などを推進します。
消防救急の迅速化・高度化では、中東遠消防指令センターの新たなシステム構築を行います。また、持続可能な消防団を目指して基本計画を策定します。
多極ネットワーク型コンパクトシティの推進では、掛川城周辺からJR掛川駅までのにぎわい創出のほか、高齢者や障がい者などの交通弱者が気軽に外出できるように公共交通利用料金の支援、新たなモビリティサービスの研究などを進めます。
また、空き家対策では、相続によって負荷・負担になる不動産を増加させないよう、空き家の除却費用や家財片付け費用など空き家所有者の負担軽減に向けた支援にも取り組み、庁内横断的な体制として(仮称)多死社会対策検討会議を設置します。
幹線道路の整備では市道桜木中横断線、市道掛川駅梅橋線、市道三井幹線に重点的に取り組み、東名高速道路のスマートIC設置についても推進していきます。
・海岸防災林強化事業
10億7781万円
・中東遠消防指令センター運営事業
4億3479万円
・高齢者等お出かけ交通券助成事業(新)
1120万円
・空き家対策事業
2477万円
・広域的幹線道路整備事業
2億3420万円
・(仮称)掛川西スマートIC予備設計事業
1425万円
・同報無線設備更新事業(新)
6億3569万円
・バス交通対策事業
2億4621万円

7 協働・広域・行財政分野
ダイバーシティ・協働のまちづくりの推進では、ダイバーシティが当たり前の社会を目指してアクションプランを作成します。また、地域における河川の愛護活動についても「自走式草刈り機」を導入し、負担軽減を図ります。国際交流については、ユージン市やコーニング市、横城郡など国際姉妹都市との交流を再開します。その他にも、市民・高校生チャレンジ事業などを実施します。
未来に向けてのまちづくりでは、公共施設再配置計画の策定やたまり〜なの屋内遊び場などへの再整備を推進します。また、オンライン手続きの拡充など手のひら市役所を推進します。
・ダイバーシティ、エクイティandインクルージョン推進プロジェクト
550万円
・中高生海外姉妹都市交流事業
200万円
・高校生チャレンジ公募事業
100万円
・公共施設マネジメント推進事業
2277万円
・22世紀の丘公園たまり〜な屋内遊び場等整備事業(新)
1億811万円
・地区まちづくり協議会支援事業
9982万円
・区長会連合会・自治区支援事業
1億922万円
・自走式草刈り機等活用事業
711万円

■むすびに
能登半島地震によって、大切な方を亡くされた方々、また、断水や厳しい寒さの中、避難所で苦労されている方々を見るにつけ、非常に心を痛めております。その姿は、13年前の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた陸前高田市において私が見た光景と重なります。
東北の被災者とともに復興に向けて過ごした経験から、私は多くのものを学びました。その中でも、「チャレンジ」は、私が最も大切にしている言葉であり、市政運営の柱です。
多くの方が地震による大津波によって亡くなったなか、「生き残った自分たちは、死んだあいつの分までしっかりと生きないといけない」という言葉を聞いた私は、一度しかない人生をさまざまなことにチャレンジして、悔いのないように生きようと心に誓いました。
市政においては、明確な解決策のない、困難な課題が数多くありますが、悔いのないよう力いっぱいチャレンジして市民とともに立ち向かえば、必ず道は開けると確信しております。これからも「対話とチャレンジ」をキーワードに持続可能なまちづくりを進めてまいります。

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