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自治体の皆さまへ

2024年 明けましておめでとうございます

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静岡県森町

■「住む人も訪れる人も心和らぐ森町」を目指して
森町長 太田康雄
新年明けましておめでとうございます。
町民の皆様には、健やかに新春をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。日頃、町行政に対しましてご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に終結が見られない中、イスラエルとハマスの間でも紛争が起こり、毎日のように報道される悲惨なニュースに心を痛める日々となりました。また、原油価格の高騰や円安などによる物価高騰は、私たちの生活に多大な影響を与えています。国の給付金や支援金だけでなく、町でも補助金の交付等を実施し、町民の皆様や事業者の皆様の支援を行ってまいりました。
また、6月の豪雨は町内各所に甚大な被害を及ぼしました。この豪雨は、およそ50年振りの雨量を記録した令和4年9月の豪雨をさらに上回る雨量でした。前年の被害からの応急復旧を完了した箇所が再び被災し、一から工事をやり直さなければならない箇所や、被害の拡大によって工事の内容や工期を見直さなければならない箇所も発生しました。そのような中ではありますが、町民の皆様のご理解ご協力、関係機関の方々のご尽力により、復旧工事が早急に進められています。2年連続となる記録的な豪雨を受け、復旧とともに災害を未然に防ぐ対策を進めてまいりたいと考えております。前回と同じく人的被害が無かったことが不幸中の幸いであり、町民の皆様の早めの避難などの適切な行動によるものと感謝申し上げます。
一方、令和2年から続いた新型コロナウイルス感染症も、昨年5月には感染症法上で5類に位置付けられ、地域の祭典や各種イベントが再開されるようになりました。10月には、東京都で開催された江東区民まつりに森町のブースを出展し、町の特産品の販売を通じて来場者の皆様に遠州の小京都・森町をPRすることができました。11月には、森町産業祭「もりもり2万人まつり and 農協祭」をコロナ禍前と同等の規模で、規制なく行うことができました。友好町である北海道森町からも岡嶋町長を始めとした皆様が来町され、威勢良く海産物などの特産品を販売していただき、大いに賑わいました。
このような中で迎えた令和6年ですが、多様化する行政ニーズに応え、迅速かつ柔軟に対応することで、町民の皆様が「住み続けたい」と思える森町づくりを進めるため、令和6年4月からの新たな体制の構築に向けて役場組織の機構改革を実施します。
そして、総合計画に掲げる町の将来像「住む人も訪れる人も心和らぐ森町」の実現に向け、「森のべーションまちづくり」を進めていきます。これは、今ある歴史、伝統文化、自然といった森町の価値や地域資源とポテンシャルをいかし、そこにリノベーション手法による改善、改革を加えることで、持続可能なまち、サステナブルなまちを創ることです。
結びに、本年がコロナ禍と災害による閉塞感を感じた4年間を取り戻し、森町が大きく飛躍する1年となりますことを願いつつ、合わせて皆様と森町にとりまして、素晴らしい年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

■森町議会議長
吉筋 惠治
新年明けましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。日頃から、町議会へのご理解と、御支援、ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。
さて、一昨年、ロシアのウクライナ侵攻などにより、日本経済は物価高騰を含め以前にも増して将来が見通せない現状であり、多くの地方自治体は、難しい舵取りに直面しております。
当町としても厳しい財政状況の中、町が進める新東名を活かしたまちづくりとしての重点地域「森掛川IC周辺」などの開発に議会として町の後押しが出来るよう、進めてまいりたいと考えております。
また、昨年6月の記録的豪雨により、多くの災害が発生致しました。これまでの災害の反省点を活かし、議会議員の役割を踏まえた業務継続計画(BCP)の作成を行いました。
そして、近年の議員のなり手不足に対する課題解決に向け、令和5年9月定例会において、議員定数等調査特別委員会を設置いたしました。
議会も町民の代表として、町が良好に機能、発展するよう、分かりやすく開かれた町議会となるよう、取り組んでまいりたいと思います。
皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げまして、年頭のご挨拶といたします。
*「吉筋」の「吉」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

■北海道森町長
岡嶋 康輔
静岡県森町の皆様、新年明けましておめでとうございます。2024年新春のご挨拶を、今年も静岡県森町の皆様にお伝えできますこと、友好町として大変光栄なことでございます。
昨年は当町でもコロナ禍前と同規模のイベントや事業を行うことができた年でございました。両町の代表的な交流事業の1つである「もりもり2万人まつりand農協祭」では4年ぶりの通常規模開催とのことで、当町物産協会とともに海産物商品をご用意し参加させていただきました。当日は多くのお客様が来場され、用意した商品は早い時間で完売の盛況ぶりを見せ、ご要望にお応えできなかったお客様にはお詫び申し上げるとともに「もりもり2万人まつりand農協祭」のパワーと熱気を改めて感じた一幕でございました。
滞在中は太田町長をはじめ関係者の皆様に手厚いおもてなしをいただき、改めて心より感謝申し上げます。今後も様々な機会をいただきながら、今まで以上に友好町としての関係を深めていきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
結びに、貴町の益々のご発展と町民皆様のご健勝とご多幸を、心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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