文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和6年河津町二十歳の集い 家族・友人・恩師に見守られ 踏み出す大人の一歩

1/18

静岡県河津町

晴れやかな青空が広がった1月7日、令和6年河津町二十歳の集いが河津中学校体育館で行われました。
今年度二十歳を迎えた70人のうち54人が出席し、成人としての責任と自覚を胸に飛躍することを誓いました。
華やかな振袖や真新しいスーツに身を包んだ参加者たちが会場に集まると、久しぶりに会う同級生との思い出話に花を咲かせたり、互いの晴れ着姿を撮ったりしながら過ごしました。新型コロナウイルス感染症5類移行に伴い今年は保護者も会場で晴れ姿を見守りました。
集いでは来賓から祝福と激励の言葉が贈られ、岸重宏町長は、「応援している家族や故郷の自然、人々との出会いが底力となり、きっと支えてくれる」と、エールを送りました。
参加者を代表して、樋口あきほさん=谷津=が岸町長から記念品を受け取り、板垣健太郎さん=谷津=が代表挨拶を述べました。
新たな門出を迎えた若者たちがそれぞれの未来への一歩を踏み出しました。

■ハタチのことば
河津町の将来を担う若者として
二十歳の集い参加者代表 板垣健太郎さん=谷津=

この記念すべき日に集まってくださったご家族の皆様、先生方、地域の皆様に心から感謝申し上げます。今日までの皆さんの温かいご支援と励ましのおかげで、私たちは二十歳の大人としてこの日を迎えることができました。
私は20年前、この河津町で生まれ育ちました。豊かな海と山々に囲まれたこの土地の自然の中でのびのびと遊び、今日集まった仲間たちと、様々な思い出を作ることができました。高校進学を機に、私は河津町を離れて生活するようになりましたが、町に戻り地域の人と会う度に、親元を離れて生活する私を心配してくれて、つくづく温かい人たちに見守られて育ってきたのだと感じます。地域の人だけでなく、下校中の小学生たちに会えば、皆元気な挨拶を返してくれます。その元気な姿を見るたびに、私たちが小学生だった頃の様子が思い出されて嬉しくなると同時に、いつまでも河津町が人の温かい気持ちを感じられる町でいられるよう、守っていかなければいけないとも感じました。
ここ数年は新型コロナウイルスが猛威をふるい、私たちは人との接触や交流を避けなければなりませんでした。河津桜まつりも、中止を余儀なくされました。ようやく桜まつりが再開され、コロナ禍前と変わらない盛況ぶりを取り戻しつつありますが、それでも以前よりも町全体の活気がなくなったように思います。今まで当たり前に思っていた地域の人との交流の貴重さを改めて知り、これまでの日常を大切にしようと思えるようになった今こそ、我々若者の力が求められていると思います。
この二十歳の集いは私たちの人生の節目の一つです。これまでに得た学びや経験をもとに大人という新たなステージへ進み、大人になることへの決意を新たにする場です。私たちは河津町で育ち、この町から多くのことを学んだことを忘れません。共にこの町で育った仲間たちと互いに助け合いながら、町の将来を担う一員として責任を持ち、河津町に貢献していくことを誓います。(一部抜粋)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU