文字サイズ
自治体の皆さまへ

おうち de 防災

2/26

静岡県沼津市

今、災害が起こったらどうする?

■全国各地で多発する災害
9月1日は防災の日です。「防災の日」とは、台風や豪雨、洪水や地震などについての認識を深め、災害への備えを怠らないよう準備するために創設されました。
近年では、気候変動に伴う豪雨が頻発したり激甚化したりすることによって毎年のように全国各地で洪水や土砂災害による被害が発生しています。
テレビやインターネットで、浸水するまちの様子や規模の大きな土砂崩れなど、目を覆いたくなるようなシーンを目にすることも珍しくありません。
沼津市内でも、本年6月2日、3日の大雨が、原地区などで建物への浸水被害をもたらしたばかりです。ここで改めて災害への備えを確認しましょう。

■大切な人を守る防災
市内の特定の地区で被害がありながらも、自らに直接被害がない場合には、災害を身近に感じることは難しいかもしれません。
「今までも自分が住んでいる地区は大丈夫だった」「自宅の近くに大きな川はないから心配ない」と考えてしまうのは無理もありませんが、いつ、どこで、どんな災害が起こり、誰にどのような被害が及ぶかは、事前に知り得ることはできなくても、予測や想定をして備えることはできます。建物の倒壊や浸水など直接の被害がなくても、ライフラインが止まるなどの影響を受けることも想定して、準備を進めましょう。
今回の特集では、災害に対する日頃の備えの大切さを今一度お知らせします。まずは自らの備え、そして家族や地域の人と改めて身の回りの防災について考えてみましょう。

■まずは自助から見直そう
災害の被害を最小限に抑えるため、家庭で防災グッズを揃えたり、事前避難することは「自助」と言われており、災害対策の基本となります。
また、「共助」とは、地域の人同士での声掛けや安否確認、自治会で防災訓練を実施するなど、周りの人たちと助け合うことです。さらに、「公助」とは行政による防災資機材の整備、護岸や避難路などの施設整備、消防、警察、自衛隊による救助活動や支援物資の提供など、公的支援のことを言います。
今回、ライフラインが使えない生活を体験した青木さんファミリーは「想像以上に大変だった」、「空腹やトイレなどは我慢に限界がある」と口を揃えます。この機会に家庭の防災を見直してみようと決意したそうです。
災害をなくすことはできませんが、まずは自助が機能し、共助・公助と連携し一体となることで、被害を最小限にできる可能性が大きくなります。

電気もガスも水道も、全部いっぺんに止まったら大変だなあ。
[ガスが止まるとできないこと]
・給湯
・料理
・入浴(温かいお風呂)
[断水するとできないこと]
・シャワー
・洗濯
・入浴
・トイレ
[停電すると使えないもの]
・各種電化製品
・照明器具
・各種充電
※各家庭の住宅設備等により条件は異なります。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU