■大躍進!熱海富士
熱海市長 齊藤 栄
熱海富士が大相撲の9月場所で優勝を争うという快挙を成し遂げました。惜しくも優勝は逃しましたが、敢闘賞を受賞されました。
熱海富士は弱冠21歳。初土俵からわずか3年ですが、その成長ぶりには目を見張るものがあります。特にこの9月場所では、再入幕を果たしたばかりにもかかわらず、力強い相撲で勝ち星を重ねました。体もひと回り大きくなったようで、取り組みを通して、どんどん強くなっていったような気がします。恵まれた体格を持っているうえに、なにしろ稽古熱心。厳しい稽古を重ね、ひたむきに相撲に取り組んできた結果です。
優勝決定戦の当日、熱海富士後援会がパブリックビューイングを開催してくれました。会場となった福祉センターで、私も揃いのTシャツで『熱海富士』と書かれたタオルを振って応援しました。会場には入りきれないほどの約120人が集まり、その熱気たるや大変なもので、全員が「熱海富士の優勝」を願って心をひとつにしました。会場以外でも、多くの市民の皆さんがテレビの前で祈るような気持ちで応援したと思います。まさにオール熱海での応援です。
熱海に多くの元気と感動をもたらしたこの9月場所で、熱海富士の名前は全国に知れ渡りました。これからも強い力士を目指して精進を重ね、益々活躍してくれるよう、心から応援しています!
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