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新年のごあいさつ(1)

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静岡県熱海市

■熱海市長
齊藤 栄
◆「伊豆山土石流災害からの復旧・復興と地域経済の更なる活性化」
明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、清々しく新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
さて、昨年はスポーツの分野で熱海の若手が大活躍いたしました。7月には熱海中学校出身の熱海富士関が、大相撲名古屋場所において優勝決定戦を制し十両優勝を飾ると、秋場所と九州場所で2場所連続の優勝争いを演じました。両場所とも惜しくも敗れ、賜杯を逃しましたが、熱海富士の名前は全国に知れわたりました。
また、泉中学校出身の鈴木芽吹選手が昨年1月の箱根駅伝に3年連続で出場し、優勝に大きく貢献しました。そして最終学年で駒澤大学陸上競技部主将として挑んだ10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で優勝するなど、目覚ましい活躍を見せております。この2人の熱海出身の若者が全国で活躍する姿は、市民の皆様にたくさんの元気と希望をもたらしてくれました。
そして、昨年、私は、「伊豆山土石流災害からの復旧・復興」と「コロナ禍等からの力強い経済再生」を重要テーマに掲げ、取り組んでまいりました。
昨年9月には、伊豆山の被災地域における災害対策基本法第63条に基づく警戒区域が解除され、被災された方々の帰還が始まりました。
被災された方々が現地に戻り生活を再開させるためには、河川・道路の整備、被災宅地の復旧など、これからも取り組むべき課題が多くありますが、被災者の皆様の声をしっかりお聴きしながら、着実に復旧・復興の歩みを進めてまいります。
また、昨年5月には、新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類へと、感染症法上の位置づけが変わり、行動制限が大幅に緩和されました。観光地熱海としては、多くの観光客にお越しいただき、総じて賑わいのあった1年でありました。
今後は、この流れを確実なものにすると共に、平日のビジネス利用やインバウンドの誘客の促進など、熱海観光の新たな市場を開拓してまいります。
新年におきましては、引き続き、「伊豆山土石流災害からの復旧・復興」と「地域経済の更なる活性化」に最優先で取り組んでまいります。また、中長期的な視点で熱海市が持続的に発展する仕組みづくりを目指した「熱海2030ビジョン」の実現にも取り組み、教育、福祉、環境などの分野に関する施策の充実を図り、「熱海に住んで良かった」「熱海に移り住みたい」と思っていただけるまちづくりを進めてまいります。
市民の皆様におかれましては、市政に対するご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
新年が市民の皆様、そして熱海市にとりまして素晴らしい年になることを祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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