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【特集】菊川市内の徳川家康公ゆかりの地(1)

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静岡県菊川市

今年の大河ドラマ「どうする家康」では、戦国武将徳川家康が、戦国の動乱の中でさまざまな決断を迫られる姿が描かれ大きな話題となっています。また、家康が静岡県と縁が深いことから、劇中に県内のゆかりの地が数多く登場し、注目を集めています。実は市内にも、家康ゆかりの地があることをご存じですか。今回の特集では、市内に残る家康公ゆかりの地を紹介します。

■家康ブームに沸く静岡
今年1月から放送が始まった大河ドラマ「どうする家康」では、戦国武将徳川家康がさまざまな困難を乗り越えて、天下統一を成し遂げるまでの波乱万丈の生涯を描いています。
家康は幼少期を駿府(現在の静岡市)で過ごし、後に浜松城主となったことや、武田信玄・勝頼親子と遠江国(現在の静岡県西部)の領地を巡って争ったことなどから、静岡県にとても縁が深く、その足跡が今でも各地に残されています。そのため、県内の家康ゆかりの地では、ドラマの放送に合わせて多くの観光客が集まるなど賑わいを見せています。

■市内でもイベントを開催
菊川市でも家康ブームを盛り上げようとイベントが行われています。6月3日、小菊荘に隣接する蓮池公園で「おひざもと市」が開催され、家族連れなどで賑わいました。家康が高天神城を奪還するために築いた「獅子ヶ鼻砦(ししがはなとりで)」を知ってもらおうと、市観光協会が開催。会場にはお菓子や雑貨などの販売を行う9店舗が出店し、市内外から訪れた親子連れなどが、買い物を楽しみました。ステージでは、静岡県の歴史を題材にした演劇公演を行っている「劇団静岡県史」のメンバーが戦国時代さながらに迫力満点のチャンバラパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げました。また、県内を中心に活動する「東海書道会琳明支部」の小学生による書道パフォーマンスも披露され、子どもたちが大小の筆を手に「どうする家康」と書かれた巨大な作品を書き上げると、来場者から大きな拍手が送られました。

■菊川市と家康の関係
戦国時代の菊川市周辺は、駿河と遠江の国境に近いため、東西の勢力がせめぎ合っていました。家康もその頃、菊川市周辺の地を訪れており、その足跡が伝承などの形で語り継がれています。また、江戸幕府を開いてからは鷹狩りのために嶺田地区に訪れていたと伝えられています。

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