【特集】菊川市内の徳川家康公ゆかりの地(3)

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■家康公にちなんだイベント案内
○田んぼアート菊川　2023
水田に色の異なる稲を使って巨大なアートを浮かび上がらせる「田んぼアート」。今年の図柄は、晩年の徳川家康公の肖像と家康公が好んでいたと伝わる縁起物「一富士二鷹三茄子四扇五煙草」です。
水田に描かれた巨大な家康公を、ぜひ見に来てください。
《やぐら鑑賞》
日時：8月15日(火)までの土日祝日
※8月13日(日)～15日(火)は毎日開催。
午前9時～午後4時
会場：田んぼアート会場(菊川市下内田地内)
観覧料：200円
※7月9日(日)には、大鑑賞会が開かれます。また、7月22日(土)夜には、ライトアップ鑑賞会も行われます。

○代官屋敷資料館　特別展示
国指定重要文化財「黒田家住宅」は、徳川家旗本「本多家」の代官としてこの地を収めた黒田家の居宅です。隣接する代官屋敷資料館では、黒田家に伝わる調度品を展示しています。その中から今回は江戸時代の資料を多数展示します。ぜひ見に来てください。
日時：7月11日(火)～10月1日(日)　午前9時～午後4時
※月曜と祝日の翌日は休館
住所：下平川862-1
観覧料：高校生以上160円
※市内在住者と中学生以下は無料

■獅子ヶ鼻砦に登ろう!
多くの人に獅子ヶ鼻砦へ訪れてもらえるよう、市では主曲輪のあった山頂部に説明看板を設置するとともに、当時の眺望を再現するべく、一部樹木の伐採を行いました。西側に高天神城、南西側に六砦の1つである中村(山)砦、北東方向には富士山も見えます。また、安全に頂上まで登っていただけるよう、南側からの登山道を整備しました。ぜひ山頂まで登って、当時の戦国武将になったつもりで砦からの眺望を楽しんでみてください。

■多くの人に砦の魅力を知ってもらいたい
獅子ヶ鼻砦のすぐ近くに住む大橋芳廣さんは、20年近く前から獅子ヶ鼻砦を多くの市民に知ってもらおうと、登山道の整備や樹木の伐採などを行ってきました。家康公ゆかりの地に注目が集まっていることについて、「獅子ヶ鼻砦は歴史好きな人が訪れる、知る人ぞ知る場所でしたが、最近は訪れる人も少しずつ増えています。遠くは愛知県からバスで来てくれたこともあり、テレビの効果があると思います」と話します。
獅子ヶ鼻砦の魅力については、「なんといっても頂上からの見晴らしです。ぜひ皆さんも頂上に登って四方の眺望を堪能してほしいです」と笑顔で話してくれました。そして、「砦の姿を後世に伝えていきたいです。そのために、少しでも多くの人に存在を知ってもらって、自分の住んでいるまちの歴史に関心を持ってもらえたらうれしいです」と期待を込めて語りました。
大石はすいけの会　大橋芳廣(よしひろ)さん

問合せ：
商工観光課　商工観光係【電話】35-0936
社会教育課　文化振興係【電話】73-1137