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自治体の皆さまへ

戦争のない平和な未来へ

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静岡県菊川市

先の大戦において犠牲となられた多くの市民の皆さんのご冥福と、ご遺族の心の平安をお祈りいたします。私たちは悲惨な過去の出来事を教訓として、平和への祈りを後世につないでいかなければなりません。8月15日は終戦記念日です。あらためて、平和の大切さと尊さについて、私たち一人ひとりが考え、平和への思いを新たにしましょう。

■菊川市戦没者追悼式を開催します
市では、「先の大戦における戦没者に対し追悼の誠を捧げること」、「世界の平和を祈願すること」、「戦後の平和を永久に継続するため、戦争を知らない若い世代に戦争の悲惨さ、平和の尊さについて再認識してもらうこと」を目的とし、戦没者追悼式を毎年8月15日に開催しています。

日時:8月15日(火)
時間:午前11時45分~午後1時15分(午前11時開場)
会場:菊川文化会館アエル 大ホール
対象:どなたでも(遺族会員以外でも参列できます)
内容:全国戦没者追悼式中継、式辞、追悼のことば、献花、「戦没者御遺族の手記」朗読
※会場には、市内戦没者名簿を展示します。

■平和祈念の黙とうを捧げましょう
原爆死没者など、戦争で亡くなられた人々を追悼し、平和を祈念するためサイレンの吹鳴を行います。1分間の黙とうをお願いします。

○広島、長崎に原爆が投下された日
日時:
8月6日(日)午前8時15分~
8月9日(水)午前11時2分~
○戦没者を追悼し、平和を祈念する日
日時:8月15日(火)正午~

■戦争の記憶を紹介します
○戦地から届いた手紙
この手紙は、太平洋戦争末期の昭和20年3月21日、19歳で特攻隊として戦地へ向かい、戦死した服部吉春(よしはる)さんが、生前、家族へ宛てて送ったものです。ご遺族は、当時の手紙を今も大切に保管されています。
吉春さんは、8人兄弟の四男で、左上の手紙は右写真の左下2番目に写る長女さか江さんに送った手紙です。
「さかえちゃん昨日はお手紙ありがとう元気でいるそうですね兄さんも元気ですよしっかり勉強して皆に負けないようにね(さようなら)」と、離れて暮らす妹を思う気持ちが綴られています。

■親子で読みたい平和について考える本
戦争の記憶を次世代につなぎ、平和の大切さを考えるきっかけとなる絵本を紹介します。ぜひ親子で一緒に読んでみてください。

○へいわってすてきだね
安里有生(あさとゆうき)/詩 ブロンズ新社
沖縄県在住で当時小学校1年生の安里くんが平和のメッセージとして書いた詩をもとにした絵本です。詩は2013年の沖縄全戦没者追悼式で本人が朗読し、沖縄のおじい、おばあが涙を流したそうです。

○ヒロシマ 消えたかぞく
指田和(さしだかず)/著 ポプラ社
広島で床屋をしていた鈴木六郎さん一家の、ほほえましい日常写真に溢れた一冊。この一家は原爆で全員亡くなりました。せめて本の中ではもう一度思い切り生かしてあげたいという思いから作られた絵本です。

○かわいそうなぞう
つちやゆきお/ぶん 金の星社
戦争では人間だけではなく、動物も犠牲になったことを伝える絵本です。上野動物園で起きた実話をもとにしたお話で、1974年から1986年まで、小学校2年生向けの国語の教科書にも掲載されていました。
※紹介した本は、市立図書館で貸し出ししています。

○戦争と平和特集展示コーナー
市立図書館では、8月の太平洋戦争にまつわる記念日にあわせ、戦争と平和に関する本の展示コーナーを設置します。

期間:7月20日(木)~8月15日(火)
※図書館開館日時の詳細は、18ページをご覧ください。

問合せ:福祉課 社会福祉係(プラザけやき内)
【電話】37-1123

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