文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】夏の大会で活躍!小中学生アスリート(1)

1/31

静岡県菊川市

今年の夏も全国の若きアスリートの目標である夏の大会が開催されました。8月10日、県大会や全国大会で好成績を残した小中学生が市長と教育長を表敬訪問しました。今回の特集では、日々練習を重ねてきた市内の若きアスリートたちを紹介します。

■菊川西中学校女子ソフトテニス
○仲間の応援を力に変え勝利をつかむ
菊川西中学校女子ソフトテニス部は、県大会で団体戦2位の成績を収め、8月7日から8日に浜松市中区で開催された「第45回東海中学校総合体育大会ソフトテニスの部」に出場しました。東海大会では、トーナメント2回戦で岐阜県の「Gifu Ted(ギフテッド)」に敗れましたが、東海地区の強豪チーム相手に善戦しました。
部長の杉田れなさんは、「東海大会は、いつもと違う会場で緊張しましたが、楽しむことができました」と大会の感想を話してくれました。自身の結果については、「自分のテニスをすることができました。基礎練習をしっかりやってきた成果が出たと思います」と手ごたえを感じていました。
テニスには個人戦もありますが、団体戦は1チーム6人でダブルスの試合を3回戦行い勝ち数を競います。そのため、団体戦ではチームの力が重要になるそうです。杉田部長は、「団体戦は個人戦とは違ってメンバーからの応援もあり、安心感が違います。もし自分が負けてしまっても、仲間がその分勝ってくれて、お互いにフォローし合うことができます」と話し、「私たちの部は、他の学校よりチームワークが優れていると感じています。競技に明るく取り組んでいて、笑顔が絶えない雰囲気が出来ています」とチームの強みを話してくれました。最後に「これから代が変わりますが、後輩たちにも良い成績を残してほしいです」とエールを送りました。

■菊川西中学校 野球部
○35年ぶりに県大会優勝!東海大会へ出場!
菊川西中学校野球部は、7月に開催された「静岡県中学校総合体育大会軟式野球の部」で見事優勝しました。
県大会での優勝は35年ぶりの快挙です。県大会では、毎試合9点以上の得点を上げるなど相手を圧倒し、決勝戦に駒を進めました。決勝戦の相手は東海大学附属静岡翔洋高校中等部。試合は1点を争う接戦となり、特別延長8回、菊西中野球部がタイブレークを3対2で制しました。
部長の夏目佳祐(けいすけ)さんは、「県大会優勝という結果を残すことができ、とてもうれしく思います。今まで支えてくれた周囲の人への感謝の気持ちでいっぱいです」と優勝の喜びと感謝を口にしました。また、「自分たちの強みは、チームワーク。1人ひとりの能力は決して高いわけではないですが、相手の能力が高くても自分たちの野球ができるチームだと思っています。チーム全員が持っている力を発揮したことで今回の結果を得られた思います」と、チームの強みを誇らしげに話してくれました。
静岡県代表として、8月7日に岐阜県各務原市で開催された「第45回東海中学校総合体育大会軟式野球の部」に出場した菊西中野球部。1回戦で三重県代表の橋南BCに惜しくも敗れましたが、県外の強豪を相手に堂々としたプレーをしました。
夏目部長は、「東海大会では惜しくも敗れてしまいましたが、3年生は高校で、1・2年生は部の中心となって、もっと良い成績を出せるように頑張っていきたいです」と、次の目標に向けて気持ちを切り替えていました。最後に「自分たちは引退しますが、来年こそは全国に行ってほしいです。冬の厳しい練習を乗り越えて、さらに強いチームになると期待しています」と後輩たちにエールを送りました。
同部のスローガンは「疾風知勁草(しっぷうちけいそう)(※)」。苦しいことやうまくいかないことにチームで立ち向かいながら、次の目標に向けて練習に励んでいます。
※「疾風に勁草を知る」という故事成語。激しい風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられるという意味から、苦難に合ってはじめてその人の節操の高さや意志の強さがわかるということ。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU