助成制度を活用して地震対策を万全に(2)

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■ブロック塀等の耐震改修
対象：道路に面する原則4段以上のブロック塀など

○無料専門家診断
専門家が無料で安全点検と相談に応じます。

○撤去に対する補助
対象：道路に面する危険なブロック塀を撤去する場合
助成金額：
通学路、緊急輸送路など…撤去費の3分の3以内で上限10万円
その他の道路…撤去費の3分の2以内で上限10万円

○改善に対する補助
対象：通学路、緊急輸送路、避難路、避難地に面する危険なブロック塀をフェンスなどに改善する場合
補助金額：改善費用の3分の2以内で上限25万円

■住宅内への耐震シェルター設置に助成
地震発生時の住宅の倒壊から生命を守るため、木造住宅の1階に耐震シェルターを設置する工事の費用に対して、補助金を交付する制度です。
※耐震シェルターとは、住宅内に設置する箱型の構造物です。
対象：昭和56年5月31日以前に建築され、耐震診断の総合評点1.0未満である木造住宅に住む世帯。
補助金額：上限40万円
※昨年度より補助額が多くなりました。

■税金の控除などを受けられます
住宅の耐震改修を行った場合には、税金の控除や固定資産税減額措置が受けられます。詳しくはお問い合わせください。

問合せ：
所得税特別控除…藤枝税務署【電話】641・0680
固定資産税減額措置…課税課【電話】643・3279

○助成利用者に聞きました!
「耐震補強工事のきっかけ」
リビングやキッチンが手狭で、リフォームを検討していました。大工さんに相談したところ耐震補強の補助制度があることを知り、まず無料診断を受けたところ、耐震性が乏しいことが分かりました。リフォーム工事と補強工事を同時に行うことにより、工事が効率よく、また安価にできたと思います。広くなったリビングやキッチンで安心・快適に住むことができ嬉しいです。

■住宅内へ防災ベッド設置に助成
地震発生時の住宅の倒壊から生命を守るため、木造住宅の1階に防災ベッドを設置する工事の費用に対して、補助金を交付する制度です。
※防災ベッドとは、平成14年度に静岡県が開発した防災フレームです。
対象：昭和56年5月31日以前に建築され、耐震診断の総合評点1.0未満である木造住宅に住む世帯。
補助金額：上限30万円
※昨年より補助額が多くなりました。

■土砂災害警戒区域内住宅移転事業
対象：土砂災害のおそれのある区域(土砂災害警戒区域等)の指定前に建てられた住宅を除却し、市内に移転する場合は、費用の一部を補助します。

なお、移転先の住居は耐震性があると確認できる住宅に限ります。詳しくはお問い合わせください。
※1　同一地区移転…移転前と同じ中学校区内への移転
※2　賃貸借住宅に移転する場合、賃貸借の費用を含む

○手続き上の注意
※各補助制度の利用は着手・各契約前に申請が必要になります。着手・契約後では補助金は受けられませんので、なるべく早い段階にご相談ください。また、年度内の完了が必要です。
※補助制度の申請者は原則的に建物所有者が対象になりますが、住宅耐震化促進税制を受けられる人との整合をご考慮ください。
※予算がなくなり次第受付を終了します。
※要件や申請方法など、詳しくは市ホームページをご覧ください。

問合せ：建築住宅課
【電話】643・3481