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自治体の皆さまへ

多様な性への理解を深めよう ~6月23日(金)~29日(木)は「男女共同参画週間」~

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静岡県藤枝市

近年、性の多様性に関する議論を多くの場面で見聞きするようになりました。「性」のあり方は多様であり、一人ひとり違いがあるものです。しかし、その違いを理由に、生きづらさや不安を抱えている人たちがいます。みんなが自分らしく認め合うことのできる社会の実現について考えてみませんか。

■LGBT(性的少数者)はどのようなことに困っていますか?
職場の日常会話で、LGBTを揶揄(やゆ)する発言を聞き、自分が当事者であることを言えない。学校で「男のくせに」「もっと女の子らしく」などの言葉を投げかけられるなど、社会において、性の多様性に関する理解が無いことや、「男(女)はこうあるべき」という性別に関する固定的な考えなどがあり、LGBTが困難に直面することがあります。

■性の多様性への理解促進に向けた本市の取り組み
(1)LGBT(性的少数者)を含めた交流会の実施
昨年6月から、主に中学生から大学生を対象とした交流会を実施しています。各回でテーマを設け、恋愛や学校での出来事などについて、お話ししています。

≪参加してみませんか≫
○いろいろにじいろ交流会
対象:おおむね23歳以下の当事者
※このほかにも、県内で交流会が開催されています。

問合せ:市男女共同参画・多文化共生課
【電話】643・3198

(2)市職員向けの性の多様性に関するガイドブックの作成および研修の実施
市職員は、市民の皆さんとの応対や施策立案の際に、性の多様性に関する知識が必須となります。そこで、職員向けの性の多様性に関するガイドブックを作成するとともに、管理職や一般職員向けに研修を行っています。ガイドブックは、市ホームページに掲載しています。

■県では「パートナーシップ宣誓制度」を導入しています
「パートナーシップ宣誓制度」とは、同性カップルの存在を自治体(県)として認める制度です。県は今年3月から本制度を開始しました。
日本には同性カップルの権利を保障する法制度はありません。しかし、同性カップルは法律婚の夫婦と同様に生活し、場合によっては子どもを育てていたりします。自治体が二人の関係性を証明することで、法律婚の夫婦と可能な限り同じ権利が得られるよう、取り組みが進められています。

■できることから始めましょう
性の多様性を理解し、LGBT(性的少数者)と共にありたい人のことを「Ally(アライ)」と言います。英語で「仲間」「同盟者」という意味です。多くの人が、正しく知る、正しく学ぶことで、誰もが安心して生活できるよう、できることから始めましょう。

■性の多様性に関する言葉

■相談窓口
○よりそいホットライン
毎日24時間対応
【電話】0120・279・338

○ふじのくにLGBT電話相談(県)
毎月第1火曜日・第3土曜日 午後6時〜10時
【電話】0120・279・585

○女性相談(市男女共同参画・多文化共生課内)
毎週火曜日・木曜日 午後1時30分~4時15分
※予約制

○男性相談(市男女共同参画・多文化共生課内)
第1・2・4・5水曜日…午後1時30分~4時15分
第3水曜日…午後5時~8時
※第3水曜日以外は事前予約可

問合せ:男女共同参画・多文化共生課
【電話】643・3198

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