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藤枝市における鳥獣被害対策について

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静岡県藤枝市

〜農作物被害を防ぐため、地域で取り組む総合的な対策〜

■農作物被害を防ぐには
野生の鳥獣に「安全でない」「エサが食べられない」「魅力的でない」と思わせることが大事です。
そのため、捕獲に頼るだけではなく、次のことに注意しながら対策をしましょう。
(1)畑を電気柵やネットフェンスなどで囲むこと
(2)周辺に伸びた草木や放任果樹を取り除き、動物のすみかをなくすこと
(3)野菜くずや収穫しない果実などの餌をなくすこと
これらの対策を講じながら捕獲を組み合わせることで、より効果的に被害を防止することができます。
※市では追い払い用のロケット花火などを提供しています。(数に限りがあります)

■狩猟免許試験
静岡県主催の狩猟免許試験が年2回行われます。
・第1回目 8月27日(日)午前9時~
申請期間:6月19日(月)~7月19日(水)
・第2回目 令和6年2月18日(日)午前9時~
申請期間:12月11日(月)~令和6年1月15日(月)
※原則として、住所地ごとのブロック会場で受験となります。各会場の定員を超えた場合は、会場が異なる可能性があります。
※詳しくは、県ホームページをご確認ください。

問合せ:県自然保護課
【電話】221・2719
※市では、狩猟免許取得者に対し、補助金を交付しています。

■有害鳥獣捕獲(藤枝市鳥獣被害対策実施隊)
市では、平成30年度に、「藤枝市鳥獣被害対策実施隊」を設置しました。隊員は市職員と猟友会で構成されています。鳥獣による農作物の被害報告があった場合、隊員が現場に出動し、被害対策の指導や、わなの設置などの対応を行います。
イノシシなどの野生鳥獣による農作物被害が出た場合は、ご連絡ください。

■電気柵・防護柵等資材補助、わな購入補助
○電気柵・防護柵等資材補助
電気柵やネットフェンスなどの防護柵・防護ネットなどの資材を購入した人に、税抜き価格の30%以内(上限10万円)で補助金を交付しています。
対象:以下のすべてに該当する場合
・市内で農林産物を生産する個人
・耕作地の面積が200平方メートル以上
・市内販売店から購入した電気柵・防護柵など
・電気柵の電源装置一式の購入(付属品のみの購入は対象外)
[電気柵利用上の注意]
・電気柵に触れた草が故障の原因となるため、定期的に草刈りをするなど維持管理をしてください。
・イノシシなどは昼間も活動し、農地に出没するため、24時間電源を入れてください。
※電気が通っていない「ダミー柵」は、効果がないだけでなく、電気柵を設置している農地にも強引に侵入してしまいます。事故や他の農地への迷惑を防ぐため、電気柵は正しく設置・使用しましょう。

○わな購入補助
有害鳥獣捕獲許可を受けている人を対象に、税抜き価格30%以内(上限10万円)で補助金を交付しています。

■推進事業(緩衝帯整備)・整備事業(金網柵設置)
○推進事業(緩衝帯整備)
農地と山地の間にある草木や放任果樹を除去する緩衝帯整備事業を行っています。イノシシなどの有害鳥獣がすみにくい環境を作りだすことができます。
条件:
・地権者が刈り払いした後の場所の管理を行うこと

○整備事業(金網柵設置)
金網柵を現物支給し、設置・維持管理してもらう事業です。イノシシの物理的な侵入を防ぐ効果があります。
条件:
・3戸以上の農地に受益があること
・14年以上金網柵の管理を行い、農作物を栽培・出荷していること(自家消費のためだけに栽培している場合は対象外)

■その他
イノシシやサル、シカなどの野生動物と遭遇した場合の対処法や鳥獣被害に関する情報については、市ホームページをご覧ください。

問合せ:農林基盤整備課
【電話】643・3350

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