文字サイズ
自治体の皆さまへ

《特集》いつまでも安心して暮らし続けられるまちづくり(2)

7/24

静岡県裾野市 クリエイティブ・コモンズ

◆チームオレンジとは
認知症サポーターがチームを組んで、認知症の本人の思いを尊重しながら、本人と家族の暮らしをサポートする活動です。
「認知症の方にやさしいお店 チームオレンジすその」加盟店は、“希望をかなえるヘルプカード”が安心して使えるお店です。

◆市まるごとチームオレンジ化計画
《市民と暮らしを丸ごと包み込む》こんなまちが出来たらいいな
まずは、暮らしに身近なスーパー、ドラッグストアから

◆具体的な取り組み
希望者に「希望をかなえるヘルプカード」のグッズを市役所介護保健課・包括支援センターで配布します。連絡先の共有や買いたいものリスト、お願いごとをカードに書いて提示します。
カードの裏面に以下のようなメッセージを作ってカードケースに入れておきましょう。

《教えてください》
チャージの金額が500円以下になったら教えてください。チャージして帰りたいです。
《私は若年性認知症です》
手続きや操作に時間がかかることがあります。ご協力をお願いします。
《代筆をお願いします》
〇〇の手続きがしたいです。代筆・代読をお願いします。

◆認知症にやさしいお店加盟店
加盟店はオレンジののぼり旗とステッカーが目印です。店頭に提示されていますので確認してください。加盟を希望する場合、サポーター養成講座などのセミナーを受講する必要があります。
現在、スーパー・食料品店など7店舗、ドラッグストア9店舗の16店舗と、市役所、包括支援センター2カ所が加盟しています。

◆ヘルプカードはみんなの希望をかなえるカード
《今まで》
家族に言われて手続きに来たけど、何だったかしら
《ヘルプカードがあれば…》
カードを見せれば、うまく説明できなくても伝わって嬉しい

《今まで》
困ったなぁ 何の手続きにきたのだろう…
《ヘルプカードがあれば…》
何がしたいのか、何をサポートすればいいのかすぐにわかって、とてもありがたい!

◆店舗との橋渡し
認知症の本人、家族が望む場合、「希望をかなえるヘルプカード」がスムーズに使えるように、お互いの顔が見える関係づくりのため、介護保険課や包括支援センターの職員などが同行し、店舗の担当者に紹介することもできます。

株式会社クリエイトエス・ディー
店舗運営本部エリアマネージャー 長島知香さん
地域の方に愛される店舗を目指す中で、安心して買い物ができる、認知症の方と店舗がつながって地域を作る、そういう事業に関わることができて大変光栄です。社内には認知症認定薬剤師もいますので、相談する仕組みづくりもできています。

問合せ:介護保険課
【電話】995-1821

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU