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自治体の皆さまへ

あたりまえをこれからも静岡市下水道事業100周年

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静岡県静岡市 クリエイティブ・コモンズ

静岡市は、都市の浸水被害の軽減や公衆衛生の向上などを目的として、大正12年(1923年)2月に下水道事業に着手し、令和5年(2023年)2月で100周年を迎えました。
今後も、引き続き「しずおか水ビジョン」の政策目標の実現のため、100周年は一つの通過点として捉え、健全な水循環を市民の皆さんに伝えていきます。そして、アセットマネジメントの考えの下、次の100年も持続的に事業を推進していきます。
公営企業管理者 森下靖(もりしたやすし)

■「あたりまえをこれからも」って?
普段は、目にすることが少ない下水道ですが、生活に必要な下水道の役割を「あたりまえ」として、皆さんと一緒に「これからも」を続けていくことを目指します。

■下水道の役割下
水には、「汚水(おすい)(家で使われた水)」と「雨水(うすい)」の2種類があり、汚水と雨水を分けて流す分流式と汚水と雨水を合わせて流す合流式があります。
皆さんが使った水は、道路の下にある下水道管を通って浄化センターまで送られます。下水道には、汚水をきれいにして自然に戻すという役割や雨水による浸水被害を防ぐという役割があります。

(1)街がきれいになる
汚れた水を下水道管に集めて流すので、嫌な臭いやハエ、蚊などが発生しなくなります。

(2)川や海がきれいになる
浄化センターで汚水をきれいにして川や海に水を戻しています。
市内の浄化センターでは、毎日25mプール1,435杯分の水を浄化できます

(3)大雨で街が水びたしになるのを防ぐ
街に降った雨水を地下の雨水管に集めて川や海に流します。
下川原雨水ポンプ場樋門(ひもん):場所によっては、降った雨をポンプでくみ上げて川へ流します。

■浸水ひなん地図を無料で配布しています
大雨によって浸水しやすい区域や浸水の深さを確認できます。日頃から大雨への備えに活用しましょう。また、市政出前講座で市職員が浸水ひなん地図の見方や活用方法などを説明しています。

▽冊子配布場所
下水道計画課(上下水道局庁舎6階)、各区地域総務課、各生涯学習施設など

問合せ:下水道計画課
【電話】270-9213

■100周年事業の主な取組
▽「ちびまる子ちゃん」デザインマンホール蓋(ふた)の製作・設置
3つのデザイン・3パターンの配色で計9種類のデザインマンホール蓋を、4月から市内9か所に順次設置しました。

問合せ:下水道維持課
【電話】270-9230

▽下水道のポスターコンテスト
市内に通学する小学4年生に、下水道のポスターを描いてもらいました。優秀作品は、9/10(日)に静岡科学館る・く・るで表彰式を行います。

問合せ:下水道建設課
【電話】270-9219

▽静岡科学館る・く・るのイベント
とき:9/8(金)~10(日)、9:30~17:00
ところ:静岡科学館る・く・る(駿河区南町)
内容:下水道に関するパネル展示・ポスターコンテスト入賞作品の展示小学生向けの実験ショー(9/10(日)のみ)
※当日、直接会場へ(観覧無料・要入館料)

問合せ:静岡科学館る・く・る
【電話】284-6960

▽高校生がウォールアートを制作
高校生が改めて下水道事業の役割を知り、「あたりまえをこれからも」をテーマに、高校生の目線で考えたデザインを中島浄化センターの壁に描きます。10月上旬に完成予定で、完成後は見学できます。
とき:見学可能時間9:00~16:00(土日祝日、12/28~1/4除く)
ところ:中島浄化センター(駿河区中島)
※当日、直接会場へ(無料)

問合せ:中島浄化センター
【電話】282-2263

▽下水道事業100周年を記念するイベント
とき:9/8(金)、13:00~16:00
ところ:しずぎんホールユーフォニア(葵区追手町)
内容:パネルディスカッション、今後の静岡市の下水道についてなど
※詳しくは、HPをご覧ください。
対象:市内に住む18歳以上の人150人程度(無料・記念品あり)
申込み:電話で、市コールセンター
【電話】200-4894へ[8/1(火)、9:00~・申込順]

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