6月補正予算の概要

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市議会6月定例会が6月13日(火)から7月11日(火)までの会期で開かれ、補正予算などが審議・可決されました。
今回の補正予算は「、物価高騰に対する事業者への支援「」地域経済の活性化「」安全・安心の確保」の3つの柱のもと予算を編成しました。

1.物価高騰に対する事業者への支援
中小企業者に対する高圧・特別高圧電力や工業用LPガスの価格高騰分への支援(4億4,420万円)、農業者に対する農業用資材の価格高騰分への支援(9,250万円)、社会福祉施設や児童福祉施設などを運営する事業者に対する電気・ガス料金、食材料費の価格高騰分への支援(3億4,030万円)を実施し、負担軽減を図ります。

2.地域経済の活性化
本市を代表するスポーツイベントである静岡マラソンを5年ぶりに開催し、地域経済の活性化を図るとともに、市民のスポーツ振興及び健康増進につなげます(1億円)。
また、久能山東照宮や静岡浅間神社などと連携した外国人旅行客向けの観光体験コンテンツを造成・販売し、市内宿泊客数の増加につなげます(2,550万円)。

3.安全・安心の確保
昨年の台風15号による浸水被害をふまえ、巴川流域などの新たな治水対策を検討するとともに、河川の水位や氾濫を予測し、市民の早期避難につながる防災情報を提供するシステムの検討を進め、市民の安全・安心の確保を図ります(8,950万円)。
また、建設発生土の安定的な受け入れや、災害時発生土の処分先として必要な受入地の確保に向けて、民間受入地の公募を実施します(1,000万円)。

このほか、首都圏の本市関係者との人的ネットワークを再構築し、情報発信・収集機能の強化を図るための静岡市交流会を開催する(660万円)ほか、国指定史跡「小島陣屋跡」に追加指定する馬場跡の公有地化に向けた調査を実施し、史跡の保存と活用に取り組みます(790万円)。

この結果、一般会計補正予算の規模は17億157万円の増額で、本年度の予算額の累計は、一般会計が3,577億7,027万円、特別会計と企業会計を合わせた総額では、6,819億8,147万円となりました(金額は万円未満切捨て)。

問合せ：財政課
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