文字サイズ
自治体の皆さまへ

子どもの健康相談室

14/29

香川県土庄町

■水の事故に注意しましょう
小豆島中央病院小児科 山本真由美先生

小豆島には、海や川、池やプール、ダムもあり、遊泳ができない場所を含めて、水辺に近づく機会がなにかと多いです。暑くなってくると、水辺での活動も増えてきます。
子どもたちも、水遊びは大好きですね。お風呂も水遊びの場になるくらい。
ただ、毎年水の事故のニュースが流れます。子どもたちの水遊び、周囲の大人は把握していますか?命を守る対策をして遊ばせていますか?
まずは、子どもだけで海や川、プールに行かないようにしましょう。海や川などでは、ライフジャケットを着せましょう。マリンシューズなどと呼ばれる、水の中で脱げないようなシューズを履いておくと、滑ることがなく安心です。
長く水の中にいると、熱中症の危険や、逆に体が冷えすぎてしまうこともあります。定期的に休憩をとり、水分補給しましょう。
もし溺れた人を見つけても、1人で泳いで助けに行くことは危険です。まずは人を呼びましょう。少しでも浮いて時間を稼ぎ体力を温存するために、浮き輪やロープ、ペットボトルを渡します。パニックにならないように、声をかけましょう。
子どもが溺れるときは、静かに溺れるといわれます。目を離してしまうと、気づきません。普段から、地域や学校で「危険」と指導されている池や川では遊ばないように、水の事故にあわないために教えておきましょう。
また、海や川、プールでは、いざというときに命が守れるように対策をして、上手に水の楽しさを経験させてあげたいですね。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU