「オーラルフレイル」という言葉を耳にしたことはありませんか?「オーラルフレイル」は口の機能が衰えた状態のことであり、口の機能が衰えると、飲食が上手く行えず心身の機能や活力の衰えにつながるおそれがあります。高齢者に限らず、よく噛んで食べ、口の機能を保つことが大切です。
今回は、オーラルフレイルを予防するためのレシピを紹介します。ごま、きのこ類等の使用で簡単に噛み応えのある食事になります。
■さばのごま揚げ焼き ~きのこソースかけ~
[材料 2人分]
さば…160g(3枚おろしで1枚)
酒…大さじ1/2
塩…小さじ1/6
薄力粉…適量
卵…適量
白ごま…小さじ2
キャベツ…60g(1枚)
・ソース
にんじん…60g
えのき…80g
しめじ…50g
★水…200ml
★和風顆粒だし…小さじ1
★しょう油…小さじ1
★みりん…小さじ1
★塩…少々
片栗粉…小さじ1
水…小さじ1
[1人分栄養成分]
エネルギー 240kcal
たんぱく質 16.3g
脂質 11.3g
食塩相当量 1.7g
[作り方]
~ソースを作る~
(1)にんじんは千切りにし、えのきは半分に切り、ほぐす。しめじは石づきを落としほぐす。
(2)鍋に★を入れて中火にかける。煮立ったら(1)を入れ、しんなりするまで煮る。
(3)片栗粉を水に溶いた後まわし入れ、とろみがつくまで煮る。
~さばを揚げる~
(1)さばは4等分に切り、酒・塩をふる。
(2)(1)の水気を拭いて、薄力粉・卵・白ごまの順にまぶす。
(3)多めの油で、火が通るまで揚げ焼きにする。
~仕上げ~
(1)千切りにしたキャベツと揚げ焼きにしたさばを器に盛り、ソースをかける。
四万十市健康推進課 管理栄養士 宮﨑 美奈代
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