文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和4年度 決算報告(1)

3/22

高知県土佐町

令和4年度決算が、12月定例議会で認定されました。町の会計は一般会計と、国民健康保険など6つの特別会計を合わせて7種類です。決算は皆さんの家庭の家計簿と同じで、町づくりの記録です。皆さんに収めていただいた大切な税金などがどのように使われたのか、その概要をお知らせします。

◆一般会計
歳入総額は、48億6,882万1千円で、前年度より1億214万9千円の減額(2.1%減)となっています。
歳入額を財源別にみると、地方交付税、町債、国・県支出金などからなる依存財源は37億8,811万9千円で、歳入総額の77.8%を占め、前年度と比べ1,675万5千円の減額(0.4%減)となっています。
依存財源の主な増減理由は、次のとおりです。

・県支出金は、前年度より6,541万2千円減
さめうらテントパーク整備事業や林道改良事業等の事業量の減少によるもの。

・町債は、前年度より1,853万8千円減
過疎対策事業債の借入額が減少したことによるもの。

・地方交付税は、前年度より4,316万9千円増
普通交付税、特別交付税が増加したことによるもの。

町税、使用料及び手数料など町独自で得ることができる自主財源は、10億8,070万2千円で歳入総額の22.2%を占め、前年度と比べ7.3%の減となっています。自主財源の増減理由の主なものは次のとおりです。

・分担金及び負担金は、前年度より5,223万7千円減
IPサーバー更改負担金や、れいほく教育魅力化・交流支援センター施設整備負担金の減少によるもの。

・財産収入は、前年度より3,259万8千円減
北の土居団地土地売払収入の減少、嶺北広域ふるさと市町村圏出資金返還金の減少によるもの。

・繰越金は、前年度より2,771万7千円減
繰越事業が減少したことによるもの。

歳出総額は、47億9,234万3千円で前年度より1億4万7千円の減(2.0%減)となりました。
歳出額を目的別にみると、総務費が新型コロナウイルス感染症対策事業や地方創生推進交付金事業などの実施により11億4,774万6千円と最も多く全体の23.9%を占め、続いて諸支出金(特別会計等への繰出金、出資金、基金の積立金)が10億6,102万6千円、民生費5億7,278万円の順となっています。
また性質別に見ると、物件費(主に委託料等)が8億1,043万3千円と最も多く、次いで人件費7億7,096万4千円、補助費等7億6,205万7千円となっています。
歳入から歳出を差し引いた7,647万8千円が黒字となりますが、本来の実質収支額は翌年度への繰越事業分を除いたものとなりますので、実際に翌年度に剰余金として使用できる金額は3,202万5千円です。

▽一般会計 収支

▽一般会計 歳入内訳

▽一般会計 歳出目的別内訳

▽一般会計 歳出性質別内訳

◆特別会計
水道事業は本来の目的である「清浄にして豊富低廉な水の供給を図る」ための事業の実施を行いました。
下水道事業は、公衆衛生の向上、生活環境の改善、河川等における水質の改善のため、汚水処理施設の維持管理を実施しました。
国民健康保険事業は、町民の健康保持と増進のため、適正な課税、保険給付を行い医療保障の充実に努めました。
後期高齢者医療保険事業は、高齢化の進展により医療費の負担が増加傾向にある中で、老後における健康維持のため医療費の適正化に努め、健全な医療給付を進めました。
介護保険事業は、適正な要介護認定を行うとともに、要介護・要支援者の能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう保険給付を行い、福祉の増進に努めました。

▽特別会計

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU