令和4年度決算の状況(1)

9／61

2023.10.01 高知県越知町

令和4年度決算が一般会計をはじめとする9の会計について、9月定例会で認定されました。
その決算の概要および財政の状況についてお知らせします。

■一般会計歳入・歳出
令和4年度の歳入総額は53億2561万円、歳出総額は51億7687万円となり、前年度比で歳入は6.9%の減少、歳出も7.3%の減少となりました。歳入歳出差引額は1億4875万円で、翌年度へ繰り越すべき財源1274万円を除く実質的な収支は1億3601万円の黒字となりました。
歳入の内訳は、国や県に頼った依存財源が80・3%、町でまかなう自主財源が19・7%となっています。歳入の約半分を占める地方交付税は、令和4年度に限り交付された臨時経済対策分も含まれており、前年度と比較して3481万円増加しました。
歳入の大部分を国や県の財政支援に依存した脆弱な財政体質であることから、町税などの自主財源の確保に努めなければなりません。
歳出の内訳は、性質別に見ると、人件費・扶助費・公債費の「義務的経費」は20億9102万円で歳出全体に占める割合は40・4%となっています。そのうち借金を返済する公債費は7億6773万円で昨年度より7729万円増加しました。
また道路や公共施設の建設等の経費「投資的経費」は7億7839万円で、全体の15・0%、そのうち普通建設事業費は前年度と比較して5億1825万円減少して6億6634万円となりました。
令和4年度に実施した主な事業と決算額は下記のとおりです。