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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊によるよそもん通信第41号

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高知県越知町

よそもん通信とは、固定概念なくまちの魅力に気付くことができる地域おこし協力隊を「よそもん」と置き換え、その活動内容を町民の方々に広く知ってもらうためのものです。

■学芸員のお仕事
ミヤジ(横倉山自然の森博物館の活性化)
こんにちは、横倉山自然の森博物館の活性化がミッションのミヤジです。
私は地域おこし協力隊の立場で学芸員をさせてもらっています。
学芸員はどんな仕事なのか、あまりなじみがないかもしれません。どんなことをしているのかというと、普段は標本の整理をしたり、標本を作ったり、博物館が収蔵する資料を未来に残すお手伝いをしています。
また、博物館にもっと親しんでもらえるように工夫も凝らしています。講座の組み立てをして博物館活動に興味を持ってもらうきっかけづくりをしたり、掲示物を作ったりいろいろなことをして博物館がもっと身近で楽しい存在になるように工夫しています。
昨年は、一年間を通して標本づくりの講座を開催しました。講座に参加した人の中でかなりの人が博物館友の会にも入ってくれたのはうれしい成果でした。
中でも特にうれしかったのは、講座で学んだことを模造紙にまとめて持ってきてくれた子がいたことです。「学校で発表をしたらクラスで一番素敵だってほめられたんだよ!」と、誇らしげでした。
頂いた模造紙は今後博物館で掲示させてもらう予定で準備を進めています。少しずつ変わっていく博物館、ぜひまた見にいらしてくださいね。

■定住・起業に向けて
ミギタ(観光振興)
みなさんこんにちは。観光ミッション担当の右田です。
着任してから1年がたちました。この1年間は集落に伺い、いろいろな方と知り合えて、散歩や買い物中でもあいさつできるようになったことがとてもうれしいです。残すところ約2年、やってみたいことなどはいろいろあるので、同じ観光ミッションの協力隊とも協力し、観光振興に貢献できればと思っています。
また協力隊の活動と同時に定住に向けた活動もしなければいけない中で、私はコーヒーで起業したいと思っています。その大きな第一歩としてコーヒー豆の焙煎機を購入しました。これまで家庭でも使える鍋を使った焙煎をしていたのですが、味の追求や安定性、生産量の増加を求めて購入に踏み切りました。
ここでコーヒー豆の焙煎について…「コーヒー豆といっても皆さんが喫茶店やスーパーなどで目にする茶色の豆は焙煎後の状態になります。元は生豆といって、主に赤道付近の国で作られており、白っぽい黄緑色のような色をしています。この生豆を火で加熱し、炒ることで化学変化を起こし、香りや苦味、酸味、甘味などが生まれてきます。この味作りとなる作業のことを焙煎といいます」。
これまでカフェや喫茶店で勤務した経験はないのですが、以前私が住んでいた京都でカフェを経営されている方に越知町までお越しいただき、焙煎の仕方を教えていただきました。これからは独学になりますが、練習を重ね皆さまに好まれる味作りを目指していきたいと思います。それと同時にコーヒーを通じてコミュニケーションの場づくりやイベントも開催したいと考えているので、こんなことをしてみたいなどご意見があれば教えてください。
大学の頃から思っていたコーヒー屋という漠然とした夢を越知でかなえたいと思います。お店は無いため当面はイベント出店になるかと思うので、もし見かけたら声をかけてください。よろしくお願いします。

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