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令和12年度に県内国保の保険料水準の統一を目指します

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高知県越知町

・「県内のどの市町村に住んでいても、同じ所得、同じ世帯構成であれば同じ保険料」とすること(令和12年度予定)で、加入者の公平性を確保します。
・県全体で一体的に運営することで国保運営の安定性を確保します。
・医療費分析に基づく健康づくり等に県全体で取り組むことで医療費の上昇を抑制します。
急激な保険料負担の増加が起きにくくなり、安心につながります。

■Q and A県内国保の保険料水準統一に関する疑問にお答えします
Q1.なぜ国保の保険料水準を統一するの?
A.
市町村が市町村ごとにかかった医療費などを参考に保険料を決める現行制度では、市町村間で保険料に格差がつきやすくなります。また、全国に先駆けて人口減少が進行している高知県では、今後も加入者の減少が見込まれるため、国保制度の財政運営が不安定になり、急激な保険料負担の増加が起こる可能性があり、このままでは制度運営自体が危ぶまれます。
そこで、市町村内で支え合っていた仕組みを県全体で支え合う仕組みに変え、市町村格差を無くし、急激な保険料負担増加のリスクを減らすことによって、国保を安定的かつ持続可能な制度にするため将来的に保険料水準を統一することで令和4年8月22日に知事と市町村長が合意しました。

Q2.保険料はどうなるの?
A.
「県内のどの市町村に住んでいても、同じ所得、同じ世帯構成であれば同じ保険料」とすることで、医療費が抑えられてきた市町村では保険料が増加する場合があります。
このため、保険料負担の急激な変化を避けるために激変緩和措置を講じます。
また、将来的な保険料負担の増加抑制に向けて収納率向上や医療費適正化に県と市町村が一体となって取り組みます。
※令和5年度中に将来の保険料推計を行うこととしています。

Q3.保険料以外はどうなるの?
A.
医療機関へのかかり方は、これまでと変わりません。
国保の加入、脱退、保険料の納付等の手続き、特定健診などの保健事業は、これまでどおり市町村が実施します。県は同じ保険料となるよう県内統一の保険料率を提示するとともに、財政運営の責任主体として、国保運営に関する県内の統一的な方針を定め、国保運営の適正化や標準化などを推進します。
また、県内のどこに住んでいても安心して医療サービス受けられる体制の確保に努めます。

Q4.いつから県内国保の保険料水準は統一されるの?
A.
令和6年度から6年間の経過措置期間(激変緩和のための移行期間)を設けたうえで令和12年度に保険料率を統一することを目指します。
ただし、保険料水準の統一に向けた取り組みが、適切かつ着実に実施されていることを確認するために、令和8年度をめどに取り組みの中間確認を行うこととしています。

お問い合わせ先:
高知県担当窓口高知県健康政策部国民健康保険課【電話】088-823-9644
市町村担当窓口住民課保険係【電話】26-1115

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