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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊によるよそもん通信第45号

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高知県越知町

よそもん通信とは、固定概念なくまちの魅力に気付くことができる地域おこし協力隊を「よそもん」と置き換え、その活動内容を町民の方々に広く知ってもらうためのものです。

■高知暮らしフェア2023!サトウ(地域活性・環境保全)
6月10日に東京で行われた「高知暮らしフェア2023夏」に参加し、移住を検討している人たちの抱える期待や不安を聞き取りながら、移住者の先輩として、可能な限りアドバイスなどを行ってきました。
私自身が越知町に移住して約2年たちますが、移住前は、今回対応した方々と「同じ気持ちだったなぁ」と改めて当時の自分を思い出しました。
その際、対応した方たちの年齢はさまざまでしたが、多くの方が、仁淀川流域に観光に行った際の景観にほれ込んで移住を検討している様子でした。
私も、同じ思いで移住してきました。そして今はこの景観を維持すべく、定期的に他の協力隊員とキャンプ場をまわってごみ拾いをしていきます。
そういえば、キャンプ場を清掃しているとき、河原の砂利に観光客の車のタイヤが取られて動けなくなっていたところを、みんなで押して救出したといった一こまがありました。その際のドライバーさんの「ほっとした顔」が印象的でした。
越知町に遊びに来た良い思い出に変わってくれれば良いですね。

■片岡地区にダンボールパークが現れた カトウ(地域活動支援)
昨年、集落を回っていると、ある町民の方がこんなことを言ってました。
「子どもの声がしないんじゃ。集落を救ってくれ」
それから今日までずっと、私は、集落で子どもたちが遊ぶ姿を夢見てきました。その夢を実現できる機会が巡ってきました。
6月24日に、「第3回土めぐるまつり」が片岡地区の明治東部公民館で開催されました。
私は、子どもたちが楽しめる要素を盛り込みたいと思い、子どもの遊び場「ダンボールパーク」を企画しました。廃棄予定だったダンボールを連日かき集めた結果、子どもはもちろん、大人の体もすっぽりと入ってしまうような大きいものから、積み木のように積み重ねると楽しいサイズのものまで、その数はおよそ500箱に及びました。
当日は、わくわくするコーナーをたくさん準備しました。
「ダンボールのトンネル」「ダンボールタウン」「工作エリア」「ダンボールと新聞紙のカトウ(地域活動支援)サトウ(地域活性・環境保全)高知暮らしフェア2023!片岡地区にダンボールパークが現れたお風呂」「昔遊びエリア」に「絵本エリア」さらに、フェイスペインティングを楽しむ子どももいました。
ダンボールパークの来場者は113人。会場は常時、子どもたちの声に包まれ、町内からも約40人の方が訪れました。
1日中汗だくになって遊んだのは、子どもたちだけではありません。大人たちも一緒になって遊んでくれました。
この企画は、いの町の地域おこし協力隊やボランティアスタッフの協力のもと、共同運営で行いました。「集落に子どもの声を」の夢が少し実現に近づきました。皆さん、また遊びましょうね!

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