地域おこし協力隊によるよそもん通信第49号

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よそもん通信とは、固定概念なくまちの魅力に気付くことができる地域おこし協力隊を「よそもん」と置き換え、その活動内容を町民の方々に広く知ってもらうためのものです。

■無事開業しました!クリス(PR・デザイン・観光)
昨年の9月から宿をオープンしました。宿の名前はカルペ・ディエム(今を生きよの意)鎌井田です。
協力隊として越知町に来る大事な目的のひとつで、2年前に移住した当初から、少しずつ開業に向けて準備を進めておりました。宿の場所は鎌井田地区の入り口、鎌井田のバス停のすぐ隣です。
この家は元々自分の祖父が40年程前に建てたもので、田舎の別荘として使われていました。昔は親戚や友達が家を使う機会が多かったものの年々利用することが減り、家の劣化も進んでいました。
この家をなんとか生き返らせたいという気持ちから、ここをたくさんの人に使ってもらえるように宿としてオープンするにいたりました。開業に向けて家の玄関や、お風呂場、キッチンとリビングなどをリフォームしてとても快適な空間になりました。
協力隊の任期が後2年ありますが、その間に宿の経営が生活の基盤になるよう努めてまいります。
生業は順調に進んでいますが、今住んでいるアパートは2年後に出ることになるので、これから新しく住む場所を見つけていきたいと思います。

■みんなの遊び場つくりました　カトウ(地域活動支援・地域活性化)
11月25日に宮の前公園で開催された土めぐるまつり、そして12月3日に開催された産業祭で、子どもも大人も楽しめる自然遊びの場をつくりました。
宮の前公園では、自然の中で仲良く遊んでほしいという願いをこめて「グリーンピースパーク」をオープン。木の実や色づいた葉っぱを拾う自然の宝さがしや、自然の中で擬態しているものを探すゲーム、木でできた道具を使う北欧のスポーツ「モルック」体験、葉っぱの模様を写し取る葉拓など13種類の遊びをご用意して、総勢80人のお客さんと遊ぶことができました。
産業祭では、どんぐりや松ぼっくりを使ったワークショップを展開。42人の方がキーホルダーやネックレスを作って、楽しんでくれました。
子どもたちの「もっと遊びたい」「次いつやるの」という声がとってもうれしいです。子どもたちと一緒に遊んでくださった大人の皆さんにもとても感謝しています。
今の子どもたちをめぐる環境は、たしかに昔と比べると変化しています。遊ぶ時間がなくなったり、場所がなくなったり、また、外で一緒に遊ぶ仲間がいなかったり。
少しでも、外で遊ぶ経験を子どもたちにお届けしたい、越知町でたくさんの楽しい時間をみんなで過ごしたい、そんな思いで、遊びの場を企画しています。
これから、ますます寒い季節を迎えます。室内で遊ぶことが多くなりますが、思い切って外に出てみると、この季節にしかない発見があるかもしれません。ぜひ、あたたかい服装で、外遊びを楽しんでみてください。
また、みんなで遊べることを楽しみにしています。