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3月定例会町長からの行政報告(要旨)(2)

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高知県越知町

■土木行政
国道33号「高知松山自動車道いの~越知」間の進捗状況は、「新規事業採択」までのステップの一つである「計画段階評価」となっている。
昨年12月に、「社会資本整備審議会道路分科会四国地方小委員会」で、この評価に対する対応方針案が「妥当」と判断された。これにより、事業化に向けて一歩進む。
県営事業の柳瀬川河川改修事業の進捗は、第1工区右岸(柴尾側)において、交渉していた3筆(1人)の地権者から了解を得られ、用地契約が完了した。
今回、地権者のご理解を得られたことにより、事業が大きく前進する。

■教育行政
1月9日に、メジャーリーガーの大谷翔平選手から、越知小学校に3つの野球グローブが届いた。

■児童交流事業
平成25年度から始まった児童交流は今回で11回目。今年度は小学5年生および令和2年度に新型コロナウイルス感染症の影響からリモート交流のみだった現中学2年生の2学年の交流を行うこととして、昨年7月に滝上町児童・生徒らが来町しての夏の交流事業を行った。
本年2月には本町児童・生徒が滝上町へ訪問する冬の交流事業を実施した。今回は、小学5年生21人と越知中学2年生19人、そして令和2年度当時越知小学校5年生で、現在町外の中学校に進学している中学2年生8人の合計48人が訪問し、旭山動物園の見学、真冬の北海道での氷点下20度前後の世界、滝上町児童・生徒と一緒にソリやスキーの体験、オホーツク海の流氷の中での遊覧体験等、北海道の大自然に触れることができた。

■ピッタリロードレース
1月21日に「越知町ピッタリロードレース」を開催した。
今年度は、越知小学校が学校行事として参加したこともあり、小学生131人、一般42人の合計173人と、近年にない多くの参加者数となり、参加者全員が元気に力強くコースを駆け抜けた。

■介護保険料の改定
介護保険事業計画とともに3年に一度見直しが行われ、今回で第9期となる。
計画策定委員会で、保険料は今回初めてこれまで積み上げてきた準備基金の一部を取り崩し、基準月額を5900円、第8期と比較すると730円の減額とすることの承認を得た。基金の取り崩しにより658円の保険料押し下げ効果がある。

■おわりに
能登半島地震は、私たちに南海トラフ巨大地震等自然災害への備えを促していると捉えている。
町民の皆さんが安全に安心して生活できるように、防災対策や環境整備を進める。
また、人口減少対策として、若者世代の越知町定住を何としてもなさなければならない。
高知県人口減少対策総合交付金を活用するとともに県と強く連携し、県外からのI・Uターンを中心とした施策を強力に進める。

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