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令和5年度 全国学力・学習状況調査結果について(2)

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鳥取県南部町

【学力調査結果 中学3年生】
◆各教科平均正答率

◆各教科の特長
○国語
・自分の考えが伝わるよう根拠を明確にして文章を書いている

○数学
・基礎的・基本的な計算技能を身に付けている

○英語
・日常的な話題について、短い情報を正確に聞き取ることができる

◆各教科で伸ばしたい力
○国語
・文章を読んで理解したことを知識や経験と結び付け、さらに深めた考えとして表現する力

○数学
・問題解決の過程や結果を振り返って考え、成立する理由やその条件を数学的に表現する力

○英語
・社会的な話題について自分の考えや理由を英語の文章で表現する力


問題:令和5年度 全国学力・学習状況調査中学校 英語 大問5(1)

◆結果からわかること、今後に向けて
中学校の調査では、各教科で「問題文の意図を正確に読み取ること」、「文章やグラフ・表など複数の資料から情報を読み取ること」、「示された文体や形式で、理由や根拠も示しながら自分の考えを表現すること」が重視された問題が見られました。こうした問題で求められる表現力を向上させるためには、答えや考えだけを交換し合う話し合いにとどまらず、理由や根拠を示して証明したり説明したりすることや、相手に応じて発表方法やまとめ方を工夫することなどに、くり返し取り組むことが必要です。
また、英語調査「話すこと」の5問はタブレット端末を利用して直接音声で解答しましたが、今後はキーボードでの入力や表の作成などの技能も学力として求められていきます。引き続き、授業での使用を通してタイピング能力や基本ソフトの使用法などの習熟を図っていきます。

質問紙調査の「普段の生活の中で、幸せな気持ちになることはどれくらいありますか」という質問では、「よくある」「ときどきある」という肯定的回答が、小6で95.7%、中3で87.8%と大変高い割合でした。また、同質問での「全くない」という回答は0%でした。この結果は、本町の多くの児童生徒が、家庭・学校での時間や人間関係などに安心を感じている現れと捉えています。
こうした環境・関係性を最大限に生かして、学校では児童生徒同士での対話による解決に重心を置いた主体的な学び、協同的な学びをさらに進め、表現力を育んでいきます。
なお、各校の結果及び分析については、後日学校から保護者に文書が配布されます。

問合せ:教育委員会事務局
【電話】64-3787

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