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未来を切り拓くひとづくり ~10月・11月は南部町教育月間~(1)

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鳥取県南部町

■さらなる南部町教育の充実に向けて、教育振興基本計画第III期を策定します
現在、南部町教育振興基本計画第II期(平成30年度~令和5年度、以下振興計画という)に沿って、南部町の教育は推し進められています。振興計画は、今年度までの計画期間であるため、第III期の計画を現在策定中です。

○南部町教育振興基本計画とは
この計画は、教育基本法第17条第2項に基づき教育を取り巻く様々な課題を整理し、本町教育の目指す方向性を明確にするためのものです。

○第III期の策定にあたって
南部町教育委員会では、「南部町教育一歩前へ」の精神で、振興計画に基づいてコミュニティ・スクールを土台とした「学校教育」と県内随一の行動力を有する「社会教育」を両輪として、教育行政の戦略的・創造的な取組を進めてきました。
一方、教育を取り巻く現代社会の状況は、人工知能(生成AI等)等の先端技術が産業や社会生活に取り入れられたSociety5.0時代が到来しつつあり、今後、我が国の社会・産業構造、雇用環境、就学・就業構造は劇的に変化すると予想されています。
さらに、これまで言われてきた少子化・人口減少や高齢化、社会のつながりの希薄化などの課題だけでなく、新たに表出した、世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症やロシアのウクライナ侵略による国際情勢の不安定化などは、予測困難な時代に突入したことの証といえます。
こうした変化に対応するのみならず、新しい価値の創造、社会をリードする人材育成のためには、教育(施策)は非常に重要な役割を担っており、そこには新たな時代の要請を取り入れていきつつも、しっかりと普遍的な使命を遂行するという「不易流行」の考え方が基調となるべきと考えます。
このような時代だからこそ本町では、これまでの取組を振り返り、ブラッシュアップし、新しい時代に対応した新しい「南部町の教育」を実現するときと捉えています。

○策定スケジュール
12月にはパブリックコメントを実施し、再検討の後、令和6年3月に公表予定です。

○方向性と現状
この振興計画が教育関係者だけのものとなることなく、全町民を対象とするものであることを意識し、町民一人一人の行動が位置付けられるものにしていきます。
さらに、学校教育と社会教育の一体的推進に向けて、「コミュニティ・スクール」の充実も必要不可欠です。次ページでは、南部町のコミュニティ・スクールの現状について紹介します。

■法勝寺中学校区学校運営協議会
○学校運営協議会の紹介、主な活動
・西伯小・法勝寺中両校の学校経営方針の承認・評価
・校区がめざす子ども像・系統表の策定、点検・見直し
・CS活動部相互の連携推進、活動内容の点検・評価
・協議会理念・方針・組織・活動の情報発信、地域啓発
・教職員の任用に関する意見
・その他、校区の子どもに係る重要課題に関する協議

◆これまでの○成果と▽課題
○成果
・組織体制の再構築による活性化
・熟議を通した中学校区CSビジョンの明確化
・キナルなんぶを活用した広報活動の充実

▽課題
・CS活動の評価を改善に活かす際の行動化

本校区CSは、教育活動に係る課題をテーマごとに意見交換し対策を熟議します。校区の先生、児童生徒の皆さん、支援する保護者や地域の皆様が明るくはつらつと集うことができる「新たな法中校区の創造」に向けて一致団結して取り組みます。ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
原和正会長

■南部中学校区学校運営協議会

「どんな子どもたちに育ってほしいのか?」「大人は子どもにどんな思いや願いを託していくべきなのか?」そのために「地域は、大人はどんな支援や協力ができるのか?」
そんなことを考え活動することで、実は大人や地域も元気になったり、活力がわくチャンスが生まれます。
南部中学校区学校運営協議会は「地域とともに歩む学校づくり」をめざして活動しています。

学校と地域住民が一体となって、南部町の子どもたちを育てましょう!
濱田克美会長

○学校に来て!見て!ふれあい!遊び!学び!
まず何より、人と人とのふれあい・交流が一番です。ぜひ、学校に気軽に足を運んでください!子どもたちも地域に出掛けて行きます!学校からの「お願い」や「お誘い」、「紹介」など情報発信をお楽しみに!
地域の皆さんのお越しを待ってます! 

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