■火事と救急は119番!
119番通報をすると、指令員が救急車の出動に必要なことを順番にお聞きします。緊急性が高い場合は、すべての内容をお聞きする前でも救急車は出動します。
落ち着いて、ゆっくりと答えてください。
◆救急車の呼び方
下記は一般的な聞き取り内容です
(1)救急であることを伝える
通報をしたら、まず「救急」と伝えます
・火事ですか?救急ですか?
→救急です
(2)救急車が向かう住所を伝える
市町村名から伝えます。分からない時は、近くの建物など目印を伝えます。
・住所はどちらですか?
→南部町○、△番地です
(3)具合が悪い方の症状を伝える
誰が、どのようにして、どうなったのかを簡潔に伝えます。(意識・呼吸の有無等)
・どなたがどうされましたか?
→父が胸が痛いと言って倒れました
(4)具合が悪い方の年齢を伝える
分からない時は、「60代」のように、おおよその年代を伝えます。
・何歳の方ですか?
→65歳です
(5)名前と連絡先を伝える
場所が不明な時などに問い合わせることがあります。
・通報者としてあなたの名前と連絡先を教えてください。
→南部花子です。電話番号は…
▽~西部消防局指令課 安達さんのお話~
119番通報の時には、焦ってしまって救急車が向かう場所を正確に伝えられないことがよくあります。向かう場所が分からないと、現場確認が必要になり、救急車が向かう時間のロスが多くなります。迅速な出動を心がけていますので、まずは私たちに正確な場所を伝えてください。場所が分かれば、通報を受けている間に救急車を向かわせ、口頭で対応を指導することができ、時間のロスが少なくなります。
▽119番通報を迷う時には
夜間の急な病気やけが等、すぐに受したほうがよいのかお困りの時は…
・とっとりおとな救急ダイヤル ♯7119
・とっとり子ども救急ダイヤル ♯8000
時間:
平日…午後7時→翌日午前8時
土日祝、年末年始…午前8時→翌日午前8時
内容:頭痛、腹痛、吐き気など急な病気やけが等
■熱中症に気をつけましょう!
熱中症が多く発生する季節になりました。熱中症の予防には、適度な休息、十分な水分補給、規則正しい食事や生活リズムも関係してきます。大量に汗をかく場合の水分補給には、水やお茶ばかりでなく、スポーツドリンクや経口補水液などを飲むようにしましょう。
万が一熱中症になった、または居合わせた場合には、衣服を緩め、涼しい場所で、首やわきの下、鼠経(そけい)部(太ももの付け根)などの大きな血管がある部分を冷却してしっかりと休息をとりましょう。それでも症状が改善しない場合や、意識障害、痙攣(けいれん)、極度の高体温にもかかわらず汗が停止するような症状を認めた時は、すぐに119番通報をして、近くにAEDがあればすぐに使えるように準備をしてお待ちください。
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