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まちの話題(1)

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鳥取県南部町

■おめでとうございます

桑名さんは、鳥取県西部広域行政管理組合に入庁後、西部消防局長として退職されるまで、36年の長きにわたり消防士として地域住民の生命と安全を守る職務に精励されました。消防署に配属され数々の火災・救急の現場を経験した後、予防課に配属となり建物の防火指導等の業務に長く従事されました。火災現場で炎や煙の恐ろしさを身をもって体験してきたことが、その後の防火指導に活かされたと振り返ります。
2011年に東日本大震災が発生した時に西部消防局長を務めていた桑名さんは、発生当日には県や国と調整しながら職員を招集し鳥取県派遣隊を編成、現地での活動に向けた準備を開始しました。食料や燃料が十分に無いうえに、福島第一原発事故も発生し、厳しい環境に職員を送ることに不安もありましたが、人員を交代をしながら派遣し無事に支援活動を終えた時の安堵の気持ちは、今も忘れられず記憶に残っています。
受章について桑名さんは、「支えてくれた仲間を代表していただいた章。後輩たちには命の砦として、住民の方々に信頼され頼られるよう一層頑張ってほしい」と述べ、後輩へエールを送られました。

■令和5年度鳥取県 美しいもりづくり功労者知事表彰
第65回鳥取県 しいたけ品評会鳥取県知事表彰
~藤原良一さんが2つの鳥取県知事賞を受賞~

5月13日(土)に開催された第67回鳥取県植樹祭で、藤原良一さん(徳長)に令和5年度鳥取県美しいもりづくり功労者知事表彰が授与されました。これは、県土の緑化及び森林保全の推進に寄与することを目的に、林産物の生産、緑化の推進、森林保全の実践及びその普及について特に功績のあった者を表彰するものです。
藤原さんは、平成4年に「樹言塾(じゅごんじゅく)」を立ち上げ、約20年にわたり勉強会等を主催してきたほか、平成18年からは米子市の小学校でしいたけ栽培など、里地里山と環境との関わりを伝える森林環境教育活動を実施してきました。また、県が実施している「原木しいたけ新規生産講座」で講師及び研修場所の提供も行ってきました。
しいたけ栽培にも力を入れている藤原さんは、5月19日(金)に開催された第65回鳥取県しいたけ品評会表彰式で、4度目の鳥取県知事賞を受賞しました。藤原さんは「これからも地域の一員として、地域社会のためになる活動を可能な限りしていきたい」と述べられました。

第65回鳥取県しいたけ品評会では、JA西伯支所椎茸生産部に所属する田子和之さん(米子市)も、小袋の部で全農鳥取県本部長賞を受賞されました。

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