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教育委員会事務局からのお知らせ

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鳥取県南部町


演題は、“出会いと表現”~あることをないことにしない~。沖縄県出身の父と徳島県の被差別部落出身の母のもとに生まれた大湾さんは、出自を「言わなければいい」となかったことにして自分も差別に傷つき、同和教育によって自分自身が差別心から解放されました。人権感覚を磨くことで差別やいじめに苦しむ人に寄り添うことができると人権教育の重要性を熱弁されました。


・うまく文章にできないのですが、いろいろなことを考えさせられる貴重な時間になりました。祖父母、父母のことを大切にしたいと思いました。(20代)
・私も若い頃「寝た子を起こすな」の考えでした。しかし、正しいことを知らないと差別はなくならないと考えが変わりました。今日の話で元気をもらいました、明日からも頑張ります。(40代)
・素晴らしい講演でした。差別をしてはいけないと思う自分と、本当に差別をしない行動ができているのかと自分に問う気持ちでした。思春期の子どもたちの気持ちも沢山考えました。(40代)
・同和問題の学びは、どんな人権課題ともつながっていて、問題を自分事に考えることができるかということだと感じました。(50代)
・同和教育を受けていない世代なので、なんとなくはわかっていても気づかない点が多くありました。自分で気づかないうちに他人を傷つけてしまうことがないよう注意します。「寝た子を起こすな」ではなく、正しい同和教育を受けていきたいと思います。(60代)


基本的人権は、日本国憲法によって保障され、第14条では 「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」と明記しています。平成8年の地域改善対策協議会意見具申では、「基本的人権を保障された国民一人一人が、自分の課題として、同和問題を人権問題という本質から捉え、解決に向けて努力する必要がある。同和問題は過去の問題ではない。この問題の解決に向けた今後の取組を人権にかかわるあらゆる問題の解決につなげていくという、広がりをもった現実の課題である」と推進の方向性が示されました。平成28年には、部落差別解消推進法が施行され、現在もなお、存在する部落差別の解消をめざしています。同和問題を解消することは、あらゆる人権問題の解決につながります。みんなで、差別のない明るい未来をつくりましょう。

■親子料理レシピ「いっしょにつくろう!」
9月の料理は、「ゴロゴロ野菜のカレーライス」「ライスコロッケ」の2品です。親子や家族で楽しいひと時をお過ごしください。

問い合わせ先:教育委員会事務局人権・社会教育課
【電話】64-3782

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