多文化共生vol.25

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■ベトナムのゴールデンウィーク
日本と比べるとベトナムの連休は少なく、ゴールデンウィークの頃は通常4連休です。しかし、今年は4月29日(土)がちょうど旧暦3月10日の「フン王の命日」に当たり、4月30日(日)が「南部開放記念日」のため、5月1日の「メーデー」と、「フン王の命日」「南部開放記念日」の振替休日と合わせ、4月29日から5月3日まで5連休となっています。
日本では、連休の時に旅行する人が多いですが、ベトナムでも旅行する人が増えています。特に都会で働いている人は帰省することが多いです。
「フン王の命日」には、北部のフート省で、毎年多くの人が訪れる国内最大規模の祭があり、フン王の冥福を祈る儀式のほか、民族衣装のファッションショーや、博覧会、各種文化・技術・スポーツ活動、ちまきなどの料理コンテストなどさまざまなイベントが行われます。
南部では、長い間分断されていた南北が統一された「南部開放記念日」に、建国の父・ホーチミン氏への献花、歌謡ショー、花火など多くの活動が行われます。ベトナムでは日本より花火を見る機会が少ないので、みんな花火を楽しみにしています。
希少な連休中、ベトナムの娯楽施設や観光地などはどこも大混雑です。

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